篠籠田
篠籠田(しこだ)は、千葉県柏市の地名。郵便番号は277-0862[2]。 地理柏市篠籠田は柏駅の北西に広がる柏市の地名のひとつ。住居表示は未実施で、町域は手賀沼にそそぐ大堀川下流域南岸の低地およびその支谷が広く占める。あけぼの・柏・明原・高田・松ケ崎・西町および流山市駒木と隣接する。山林なども多く、大堀川沿いは畑として、また住宅地としても多く利用されている。 篠籠田の小字
歴史篠籠田はかつて手下浦(現在の手賀沼)の西側一帯を指していた。沼沢地として水田に適していたこともあり稲作が盛んだった。 平安時代の1130年(大治5年)下総権介だった千葉常重が伊勢神宮に寄進した相馬御厨の南限として下総国相馬郡「志子田谷」の名がある。 室町期には「色陀」として、江戸期には下総国葛飾郡「篠籠田村」となっていたことがわかっている[4]。1698年(元禄11年)には舟戸藩領、同16年より沼田藩領、として村高149石余。1730年(享保15年)以降は田中藩領となり305石余と記録されている。 また、江戸初期より小金牧の一部、上野牧として整備が進んだ。現在[いつ?]も牧場と村を隔てる野馬土手の遺構が篠籠田緑地公園内などに残っている。 下総国葛飾郡下から、印旛県、千葉県東葛飾郡を経て、1889年(明治22年)近隣の村と合併して千代田村(のち柏町)の大字となり、1973年(昭和48年)までに明原、あけぼの、西町、豊上町などを分離し、現在[いつ?]の町域に至る。 世帯数と人口2020年(令和2年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5][6]。
交通鉄道町域には鉄道駅は存在しないが、南端の一部を東武野田線が通過している。JR柏駅や東武鉄道豊四季駅などが近い(徒歩10〜20分)ため、最寄駅とされる。 また、バス利用によりつくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅の利用も可能。 バス
道路施設
脚注
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