霧島六社権現霧島六社権現(きりしまろくしゃごんげん)は、宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島山の周辺にある以下の6つの神社の総称である。霧島六所権現(きりしまろくしょごんげん)ともいう。
霧島六社権現は、村上天皇の時代に、霧島山などで修験道の修業を行った性空によって整備されたものである。現在は、日本神話に記される日向三代の神々が祀られているが、元々は霧島山そのものを信仰の対象とする山岳信仰であり、霧島山を道場とする修験者の拠点であった。 なお上記の他に宮崎県えびの市の白鳥神社を数える説もあり、『三国名勝図会』には都城(現宮崎県都城市)の華舞六所権現(都城市山田町山田)と安原霧島大権現(中霧島権現)(都城市山田町中霧島)も霧島六社権現であると記されているので、その時々に有力であった霧島山山麓の神社6社を選んで総称したものとも思われる[1]。 ギャラリー(三国名勝図会より)
脚注
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