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薗田香融

薗田 香融(そのだ こうゆう、1929年昭和4年〉1月18日 - 2016年平成28年〉8月4日[1])は、日本史仏教学者関西大学名誉教授

生涯

和歌山県和歌山市[2]薗田香勲の長男として生まれる。祖父は薗田宗恵。母方祖父は芦津実全。弟に薗田宗人薗田坦、芦津家を継いだ芦津丈夫がいる。

第三高等学校を経て[2]、1951年京都大学文学部史学科卒業[2]。1953年関西大学文学部助手[2]、専任講師、助教授を経て、1965年教授[2]。1980年「古代財政史の研究」で関西大学文学博士。1999年定年退職[2]、名誉教授。浄土真宗本願寺派妙慶寺第14世住職[3]

著書

  • 『意譯遺教經』顯眞法輪文書傳道部 1952
  • 『日本古代財政史の研究』塙書房 1981
  • 『平安仏教の研究』法蔵館 1981
  • 『日本古代の貴族と地方豪族』塙書房 1992
  • 『日本古代仏教の伝来と受容』塙書房 2016

共著など

論文

栄典

脚注

  1. ^ “関大名誉教授の薗田香融さん死去 景観保全訴訟や仏教史”. 朝日新聞. (2016年8月5日). https://www.asahi.com/articles/ASJ856T97J85PTFC00Z.html 2016年8月5日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f 西本昌弘「薗田香融先生のご逝去を悼む」『史泉』第125巻、関西大学史学・地理学会、2017年1月、1-3頁。 
  3. ^ 『人事興信録』1996年
  4. ^ 秋の叙勲・褒章 栄誉に浴した私学関係者”. 日本私立大学協会 (2008年11月5日). 2023年6月14日閲覧。
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