縄文小ヶ田駅
縄文小ヶ田駅(じょうもんおがたえき)は、秋田県北秋田市脇神字小ヶ田にある、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の駅である。 駅名の「縄文」は、近隣にある縄文時代後期の環状列石を主体とする伊勢堂岱遺跡に由来する。伊勢堂岱遺跡が世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つに推薦されたことを受け、知名度向上のために改称された[2]。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅。無人駅[6]。駅舎は鷹巣建設業協会の企画で2021年7月に改装され、近くにあるガイド施設の伊勢堂岱縄文館に合わせて縄文風のデザインとなり、床には環状列石をイメージした石を配置し、内壁は土壁、外装は黒く塗った秋田杉を利用した建物になった[6]。 小型のキャリーバッグが入る無料のコインロッカーも新たに設置された[7]。
利用状況
駅周辺駅北側を線路と平行に県道が通り、西側で遺跡からの景観を守るため、秋田自動車道が半地下方式で鉄道・県道と立体交差する。南西の台地上に世界文化遺産に登録された[10]「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する「伊勢堂岱遺跡」があり、南側では田んぼアート・スノーアートや大賀ハスを見ることができる。また、縄文館の北側に大館能代空港西線のルート変更により放棄された橋脚が現存する。 一般の路線バスは存在しないが、「たかのす・ひかりタクシー」などによる乗合タクシーが大館能代空港間で運行している[11]。利用は90分前まで予約が必要。
隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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