第45回先進国首脳会議
第45回先進国首脳会議(だい45かいせんしんこくしゅのうかいぎ、英語: 45th G7 summit)は、 2019年8月24日から26日にかけてフランスのビアリッツで開催されたG7(先進7ヶ国)の会議[1][2]。 2014年にG7は、ロシアのクリミア編入を受け、今のままではG8でのロシアとの意味のある議論はできないと宣言、それ以降、ロシアを除いたG7内で会議が継続されている。 開催地フランス・ビアリッツにあるオテル・デュ・パレ(Hôtel du Palais)が会場に選ばれた[3]。セッションはビアリッツのベルビュー・コンベンションセンターで行われた[4]。 日程資料による[5]
サミットの参加者第45回先進国首脳会議には、G7加盟7か国の指導者に加えて欧州連合(EU)の代表者が出席した。 欧州委員会委員長は、1981年以降のすべての会議と意思決定に毎回(期限を設けずに)出席しているが、今回は自身の手術のため欠席した[6]。2010年6月にカナダが主催した第36回G8主要国首脳会議以来、欧州理事会議長が当会議のEUの共同代表を務めている。 イギリスのボリス・ジョンソン首相は初めてのG7サミット参加となった。 また、ドナルド・トゥスク欧州理事会議長は最後のG7サミット参加となった。 フランス共和国のエマニュエル・マクロン大統領は、インドのナレンドラ・モディ首相、オーストラリアのスコット・モリソン首相、スペインのペドロ・サンチェス首相らを特別招待者としてG7サミットのアウトリーチ・セッションに招待した。 採択意見の隔たりが埋められず、首脳宣言の採択は見送られ、議長国のマクロン大統領の提案で合意内容が1枚の宣言文書[7]にまとめられた[8]。宣言には貿易、イラン、ウクライナ、リビア、香港の5項目について記された[9]。 その他脚注
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