神流町 (かんなまち)は、群馬県南西部、多野郡にある町。町名は神流川に因む。日本で最初に恐竜の足跡の化石が発見されたことで知られている。また、かつて同郡に存在した神流村(現:藤岡市)とは別の自治体。
沿革
地理
気候
降水量は6月から10月にかけて多く、年間の70%余りを占めている。冬季の降水量の少なさもあり、国内では珍しい温帯夏雨気候に属している(ただし、温暖湿潤気候に限りなく近い)。
神流(1991年 - 2020年)の気候
|
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
|
最高気温記録 °C (°F)
|
18.3 (64.9)
|
23.2 (73.8)
|
24.6 (76.3)
|
32.7 (90.9)
|
34.8 (94.6)
|
36.9 (98.4)
|
38.7 (101.7)
|
37.3 (99.1)
|
37.5 (99.5)
|
31.6 (88.9)
|
23.8 (74.8)
|
21.9 (71.4)
|
38.7 (101.7)
|
平均最高気温 °C (°F)
|
7.6 (45.7)
|
8.7 (47.7)
|
12.1 (53.8)
|
17.6 (63.7)
|
22.2 (72)
|
24.5 (76.1)
|
28.2 (82.8)
|
29.3 (84.7)
|
24.9 (76.8)
|
19.4 (66.9)
|
14.6 (58.3)
|
9.9 (49.8)
|
18.2 (64.8)
|
日平均気温 °C (°F)
|
0.6 (33.1)
|
1.7 (35.1)
|
5.3 (41.5)
|
10.8 (51.4)
|
15.8 (60.4)
|
19.3 (66.7)
|
23.0 (73.4)
|
23.8 (74.8)
|
19.8 (67.6)
|
13.9 (57)
|
7.6 (45.7)
|
2.6 (36.7)
|
12.0 (53.6)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
−4.1 (24.6)
|
−3.5 (25.7)
|
−0.3 (31.5)
|
4.6 (40.3)
|
10.1 (50.2)
|
15.1 (59.2)
|
19.3 (66.7)
|
20.1 (68.2)
|
16.3 (61.3)
|
10.0 (50)
|
2.9 (37.2)
|
−2.0 (28.4)
|
7.4 (45.3)
|
最低気温記録 °C (°F)
|
−10.3 (13.5)
|
−11.6 (11.1)
|
−9.0 (15.8)
|
−4.5 (23.9)
|
0.0 (32)
|
6.0 (42.8)
|
12.1 (53.8)
|
11.4 (52.5)
|
6.0 (42.8)
|
−0.3 (31.5)
|
−4.7 (23.5)
|
−8.2 (17.2)
|
−11.6 (11.1)
|
降水量 mm (inch)
|
32.1 (1.264)
|
24.7 (0.972)
|
58.9 (2.319)
|
74.2 (2.921)
|
97.1 (3.823)
|
143.4 (5.646)
|
181.5 (7.146)
|
180.9 (7.122)
|
224.3 (8.831)
|
173.5 (6.831)
|
37.4 (1.472)
|
22.4 (0.882)
|
1,250.2 (49.22)
|
平均降水日数 (≥1.0 mm)
|
3.7
|
3.7
|
7.8
|
8.3
|
10.1
|
13.6
|
15.2
|
12.7
|
12.6
|
9.7
|
5.2
|
3.7
|
106.4
|
平均月間日照時間
|
213.7
|
209.0
|
212.7
|
211.5
|
203.6
|
137.4
|
147.1
|
159.2
|
122.9
|
142.0
|
182.0
|
193.7
|
2,134.8
|
出典1:Japan Meteorological Agency
|
出典2:気象庁[2]
|
人口
|
神流町と全国の年齢別人口分布(2005年)
|
神流町の年齢・男女別人口分布(2005年)
|
■紫色 ― 神流町 ■緑色 ― 日本全国
|
■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
|
神流町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
|
6,878人
|
|
1975年(昭和50年)
|
5,982人
|
|
1980年(昭和55年)
|
5,469人
|
|
1985年(昭和60年)
|
4,746人
|
|
1990年(平成2年)
|
4,159人
|
|
1995年(平成7年)
|
3,644人
|
|
2000年(平成12年)
|
3,210人
|
|
2005年(平成17年)
|
2,757人
|
|
2010年(平成22年)
|
2,352人
|
|
2015年(平成27年)
|
1,954人
|
|
2020年(令和2年)
|
1,645人
|
|
|
総務省統計局 国勢調査より
|
行政・立法
県議会
- 選挙区:藤岡市・多野郡選挙区
- 定数:2名
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日[3]
議員名 |
会派名 |
備考
|
金沢充隆 |
つる舞う |
党籍は無所属
|
(神田和生) |
(自由民主党) |
任期途中で議員辞職
|
衆議院
- 任期 : 2024年(令和6年)10月27日 - 2028年(令和10年)10月26日(「第50回衆議院議員総選挙」参照)
警察
- 藤岡警察署
- 神流町駐在所(多野郡神流町大字万場28-2)※旧多野郡万場町
- 中里駐在所(多野郡神流町大字神ヶ原353-5)※旧多野郡中里村
消防
交通
鉄道
町内を鉄道路線は走っていない。JR東日本高崎線新町駅および同八高線群馬藤岡駅から路線バスが出ている。
バス
路線バス
- 日本中央バス
- 奥多野線(新町駅 - 群馬藤岡駅 - 鬼石郵便局 - 神流町役場前 - 万場 - 上野村ふれあい館 - しおじの湯)
道路
- 国道
- 都道府県道
- 道の駅
ベルトコンベア
- 叶山鉱山石灰石長距離輸送トンネルベルトコンベヤ(KLT)
- 町内の秩父太平洋セメント叶山鉱山で産出する石灰岩は、全長約23キロメートルに及ぶ長距離地中式ベルトコンベアーで、埼玉県秩父郡吉田町にある巣掛砕鉱場を経由し、秩父市大字大野原の同社秩父工場第二プラントおよび武州原谷駅まで運ばれる[4][5]
- ルートは直線的であるが、ほぼ国道299号と並行しており、地上部は埼玉県道37号との立体交差と荒川をわたる橋梁などごく一部で、この区間はシェルターで覆われている。
名所・旧跡・観光
-
早滝
-
白水の滝
-
入沢の滝
-
瀬林の漣痕(漣岩)
-
鯉のぼりと神流川
教育
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
神流町に関連するカテゴリがあります。
- 全国市町村一覧
- 安住紳一郎の日曜天国 - TBSラジオで毎週日曜日に放送されているバラエティ番組。2010年12月17日放送分で行われた番組の恒例企画「一都六県市区町村別リスナー確認調査2010」で神流町が1位になったことを記念し、2011年12月11日に万場小学校体育館にて公開生放送が行われた。
外部リンク