石原 健次(いしはら けんじ、1969年7月29日 - )は兵庫県出身の放送作家である。
経歴・人物
東海大学在学中の1990年に増本庄一郎、高野信宏とともにお笑いトリオ「インパクト」を結成。1999年に解散。『極楽とんぼのとび蹴りゴッデス』で放送作家に転身[1]。放送作家として、主にテレビ番組の構成を手掛けている。
2010年、第2回沖縄国際映画祭で、最高賞となる審査員特別賞ゴールデンシーサー賞長編プログラム「“Laugh部門”海人賞グランプリ」の2冠を果たした、森三中の黒沢かずこが主演する映画『クロサワ映画』の脚本を担当する。
放送作家になったのはなりゆきであり、インパクト時代にマッコイ斎藤がパーソナリティーを務めていたSHIBUYA-FMの番組に呼ばれたのがきっかけ。その後、極楽とんぼ・加藤浩次から連絡があり、マッコイ演出の『極楽とんぼのとび蹴りゴッデス』にアイデア出しとして参加[1]。テレビ局に入るための肩書として放送作家を名乗った。後に日本テレビ・高橋利之にこのことを話すと、加藤の優しさだと言われたという[1]。
主な担当番組
レギュラー番組
特別番組
過去の担当番組
など
ドラマ脚本
- ドリームメーカーTV(現TV☆Lab)FILE No.34『1minutes』「待ち合わせ」(BSフジ、2004年3月14日 - 29日に、再放送含め計6回放送)
- スリルな夜「子育ての天才」(フジテレビ、2007年4月13日 - 6月22日)
- 石原は(2回、4回、6回、8回、10回)を担当。松井洋介(1回、3回、5回、7回、9回、11回)との共同脚本。
- 0号室の客(フジテレビ、2009年10月23日 - 2010年4月)
映画脚本
舞台脚本
※インパクト単独ライブは除く。
- ピカレスク(1999年3月15日、下北沢駅前劇場)
- ピカレスク2(1999年4月15日、下北沢北沢タウンホール)
- ピカレスク3(1999年5月20日、下北沢北沢タウンホール)
- 出演:チープスープ / 品川庄司 / ハローバイバイ / 森三中
- ゲスト:インパクト / ツインカム森永 / サブミッションズ前田 / ゴッツインゲスト菊池 / トランジスタタイム石井
- ドン・ピカローネ(2002年1月7日8日、中野ザ・ポケット)
- 出演:ハローバイバイ / 森三中 / カラテカ入江
- ゲスト:ペナルティ脇田
- れ・り・びぃ〜Let it be〜WAKUプロデュースVol.6 Program2『herself』
- ガレッジセールのhand!!「城組と暁組」(2008年7月12日・13日、全労済ホールスペース・ゼロ)
- 0号室の客~帰ってきた男~(2010年11月・12月、東京グローブ座 / サンケイホールブリーゼ)
- イルネス共和国(2014年2月22日・23日、銀座博品館劇場)
- イルネス製作所~今世紀最大の発明~(2015年7月4日・5日、東京グローブ座)
- 出演:加藤浩次(極楽とんぼ) / 六角精児 / 矢作兼(おぎやはぎ) / マンボウやしろ / 秋山竜次(ロバート) / 吉村崇(平成ノブシコブシ)
- エモい女(2022年3月12日・13日、四谷3丁目ドリームシアター)
DVD構成・脚本
- エブナイTHURSDAY 2000
- エブナイTHURSDAY 2001
- ワンナイTHURSDAY
- ワンナイR&R
- 極楽とんぼのテレビ不適合者
- (株)ガレッジ裏テレビ-報道編-
- GARAGE SALE HAND!!2008 城組と暁組
- 0号室の客 DVD-BOX1
- 0号室の客 DVD-BOX2
- イルネス共和国
- イルネス製作所~今世紀最大の発明~
書籍
脚注
関連項目