瑞安市
瑞安市(ずいあん-し)は中華人民共和国浙江省温州市に位置する県級市。 地理瑞安は浙江省の東南沿海部に位置する。土地面積のうち21%は風景旅行区であり、海域面積は3,037平方kmである。東シナ海に浮かぶ北麂島、大明甫島、小明甫島、下嶴島、関老爺島などの北麂列島を含む。 歴史239年(赤烏2年)、三国時代の呉により永寧県南部に羅陽県が設置された。268年(宝鼎3年)、羅陽県は安陽県と改められた。280年(太康元年)、西晋により安陽県は安固県と改称された。283年(太康3年)、安固県の南部が分割されて始陽県が設置された。 592年(開皇12年)、安固県は廃止となり永嘉県に編入されたが、622年(武徳5年)に再び安固県が設置された。902年(天復2年)、安固県は瑞安県と改称され、中華民国時代まで沿襲された。 1987年4月15日、県級市に改編された。 行政区画
経済鉄道車両部品製造、電子機械、高分子合成材料が三大事業である。 観光
瑞安華僑瑞安は宋代より華僑の本拠地として知られる。瑞安の人々はこの地の苦難のため故郷を離れ、事業を始めるため海を渡ったと言われる。現在、瑞安出身華僑の子孫は世界60カ国に80,000人以上いると言われる。フランスとイタリアの華僑の5人に1人は瑞安出身とも言われる。 特にスペイン、イタリアなどの欧州では、瑞安出身の華僑が瑞安華人協会などを形成している。 外部リンク |