定海区
定海区(ていかい-く)は中華人民共和国浙江省舟山市に位置する市轄区。 1950年5月17日に中華人民共和国の武装力量である人民解放軍によって占領されるまで東南地方における最後の中華民国の根拠地で、12.5万の国民党守備軍が20万人の解放軍精鋭と対峙した。 現在の浙江省寧波市の西南郊に位置する奉化県渓口鎮で生まれ育った国民党総裁蒋介石が、陣を張っていた上海沖舟山群島、浙江省寧波沖、台州近海の島々を放棄し[1]、舟山空港を爆破させてこれを最後と故郷を離陸するまでの歴史は南明の末に酷似する(銭海岳『南明史』鄭成功を参照)。 蒋介石は1950年4月28日に到着し5月1日までを舟山に滞在した。 地理定海区は舟山市の東北部、東シナ海内の舟山群島の中西部に位置している。128の島嶼で構成されている。 主要な島
行政区画教育施設宗教
観光地
人物者出身者ゆかりの人物脚注
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