桑田佳祐&Mr.Children
桑田佳祐&Mr.Children(くわたけいすけ アンド ミスターチルドレン)は、サザンオールスターズの桑田佳祐とMr.Childrenによるコラボレーション企画として結成した期間限定バンドである。プロデュースは小林武史。 メンバー
概要サザンオールスターズとしての活動を休止し、1993年から1994年にかけてアルバム『孤独の太陽』発売に向け本格的なソロ活動を送っていた桑田佳祐と、シングル「CROSS ROAD」以降前年発売のシングルを全て120万枚以上を売り上げて、急激に知名度と人気を上げていたMr.Childrenが合体して生まれたバンドである。 本プロジェクトはAct Against AIDS(AAA)に参加していた桑田と、1987年ころから桑田ソロやサザンオールスターズのプロデュース、編曲やサポートメンバーとして関わっていた小林武史の交友から、小林がプロデュースするMr.Childrenとのコラボレーションが実現し、その中で制作された楽曲が「奇跡の この企画は双方に接点のある小林が発起しすすめたもので「桜井が(音楽界の大御所である)桑田さんと共演することで、桜井和寿にもっと成長してほしい」という意図があった。小林としては既に桑田サイド(ソロ、サザン含め)の長年のプロデュースから離れた時期でもあり、これが桑田作曲の最後のプロデュースとなっている。レコーディング風景はMr.Childrenの記録映画『【es】 Mr.Children in FILM』で一部確認することができ、桑田の姿も確認できる(そのために映画クレジットにもKEISUKE KUWATAの文字が記載されている)。 シングル「奇跡の地球」発売とそれによるテレビ出演などで活動を終え、「奇跡の地球」自体も1995年6月までの限定生産となっている。その後作品発表などで両者の共演はないが、桑田は「桜井君には勝てない」「個人的に日本で一番才能があるライターでありシンガーです」[1]と述べ桜井を高く評価し、桜井も桑田をアーティストとして尊敬するコメントを雑誌などのインタビューなどでいくつか残しており、お互いを尊敬や讃え合うなど良好な関係が続いている[2][3][4]。 2001年には桜井(サポートとしてドラムスの鈴木英哉)が桑田のレギュラー番組『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』にゲスト出演し、カラオケPRIDE対決と題して共演した。それぞれがお互いの持ち歌や他アーティストの楽曲をカラオケで歌い最後には2人で「奇跡の地球」を披露したが、カラオケ機の採点した得点は意外にも39点であった(対決自体は桜井の圧勝に終わっている)。 2006年には小林と桜井を中心に主催されている『ap bank fes '06』に桑田がソロで出演し、11年ぶりに「奇跡の地球」をデュエットし話題となった[注釈 1]。また、その1ヵ月後の『THE 夢人島 Fes.』でも共演を果たし、桑田と桜井の弾き語りによる「奇跡の地球」が披露された。 作品シングル
関連項目脚注注釈
出典
外部リンク
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