東京グレートベアーズ
東京グレートベアーズ(英名:Tokyo Great Bears)は、ネイチャーラボにより発足された男子バレーボールクラブである。2024-25シーズンはSV.LEAGUE MENに所属。 概要運営は株式会社ネイチャーラボのグループ会社である「株式会社グレートベアーズ」[2][3]。 2022年6月、V.LEAGUE DIVISION1のFC東京がネイチャーラボにチーム譲渡されたことにより発足した[4][5]。 チーム名の「グレートベアーズ」とは、おおぐま座の一部である北斗七星の7つの星を選手とサポーターに因み、人や地域、世界をつなぐ存在を目指す意気込みを込めたものである[6]。 チームマスコットは、おおぐま座をモチーフとした「グレベアくん」で、2022年8月16日に発表された。チーム譲渡された6月1日が誕生日で、チームカラーの1つであるピンク(情熱、炎、好奇心をイメージ)が体の色になっている[6]。 歴史チーム譲受からクラブ設立2021年12月8日、V.LEAGUE DIVISION1(V1男子)所属でチームの前身であるFC東京が2022年5月末をもって活動休止すると発表した[7][8][9]。それを受けて美容健康雑貨を手掛けるネイチャーラボがチーム譲受に向けて動いたのが始まりである。 2022年4月26日、FC東京からのチーム譲受が確定し、チームがそのままV1に在籍することを発表した(5月まではFC東京として活動)[4][10][11][5]。 2022年5月、ネイチャーラボのグループ会社としてチーム運営会社「株式会社グレートベアーズ」を設立した[2][3][注釈 1]。 2022年6月13日、チーム名を「東京グレートベアーズ」と発表した[13]。 2022年6月15日、12選手との選手契約を締結したと発表した[14]。その12名は、FC東京に在籍していた最終メンバー全員に該当する(FC東京より退団が発表された選手を除く)。17日には、FC東京でのプレー経験がある野瀬将平の移籍加入と2022-23シーズン新体制(スタッフ紹介)を発表した[15][16]。 2022年10月27日、東京都と連携協定を締結した[17]。 2022-23シーズンチームは、「バレーボールだけをしていてはだめだ」という考えを持ち、選手自らがSNSで積極的に発信し、V1男子のホームゲームでは、演出にこだわり、バレーボールだけでなく1つのエンターテイメントとして楽しませることをコンセプトとした[18][19]。その集大成となったのが、2023年3月4-5日の有明コロシアムのホームゲームで、5日のジェイテクトSTINGS戦では、8142人の入場者数を記録し、V.LEAGUE MEN(2018-19シーズン以降)の新記録を樹立した。試合でも、フルセットの激戦の末、勝利を収めた[18][20]。リーグ戦の成績の方は、FC東京の昨シーズンから順位を上げれず8位に留まったが、入替戦は回避しV1残留を決めた。 2023年3月15日、V1チームのため出場権が与えられていた第71回黒鷲旗全日本選抜大会の出場辞退を表明した[21]。それに続き、春よりビーチバレープロジェクトを開始することも明らかにした[22]。 2023年4月26日、イタリア・セリエAのパッラヴォーロ・パドヴァと戦略的クラブパートナーシップを締結したと発表した。それにより、互いの国におけるブランド認知向上や、人材交流、ビジネス機会の創出などにおいて、互いの知識経験を共有する[23]。 2022-23シーズン終了をもって、真保綱一郎が契約満了により監督を退任[24][25]。新監督に、フィンランド出身でウルフドッグス名古屋のコーチも経験しているカスパー・ヴオリネンの就任が決定した[26][注釈 2]。 2023-24シーズンカスパー体制1シーズン目。日本代表の深津旭弘と柳田将洋を補強し、チーム強化を図った[27][28]。 2024年3月3日、V1男子の日本製鉄堺ブレイザーズ戦で8749人の入場者数を記録し、前シーズンに達成したV.LEAGUE MEN(2018-19シーズン以降)の記録をさらに更新した[29]。 2024-25シーズンSVリーグに参戦。登記上のホームコートは国立代々木競技場(渋谷区)の主に第2体育館で開催するとした[30]が、実際には都内各地での巡回開催の形式をとっている。 レギュラーシーズンの試合会場
成績主な成績
年度別成績V.LEAGUE
選手・スタッフ(2024-25)選手
海外派遣
レンタル移籍
スタッフ
脚注注釈出典
外部リンク |