朴仁妃
朴 仁妃[1](パク・インビ(インビー・パーク)、ハングル:박 인비[2]、英語:In-Bee Park、1988年7月12日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身の女子プロゴルファーである。 来歴10歳でゴルフを始め[1]、ジュニア時代はアメリカジュニアゴルフ協会(AJGA)の大会で9勝、2002年には「AJGAロレックスジュニアプレーヤーオブザイヤー」に選出される等の実績がある[3]。 2004年4月に全米女子プロゴルフ協会(LPGA)の「LPGA武富士クラシック」にアマチュアとして出場、これがLPGAツアー初出場となる[4]。 2006年4月にプロ転向[3]、「LPGA武富士クラシック」においてプロとしてLPGAツアー初出場[5]。それ以外は主にLPGAツアー下部のフューチャーズツアーに参戦していたが、同ツアーの年間獲得賞金ランキング(以下賞金ランク)で第3位となり2007年シーズンのLPGAツアー出場権を得た[3]。 2008年3月に韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)入会[2]。 同年6月のLPGAツアー「全米女子オープン」では19歳11か月17日の大会史上最年少での優勝[6]を果たし、自身の同ツアー初優勝をメジャータイトルで飾った[3]。 2010年は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーにも参戦、「西陣レディスクラシック」と公式戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で優勝を果たし、JLPGA賞金ランク5位となる[7]。 2011年1月1日付でインターナショナルプロフェッショナル会員としてJLPGA入会(83期生)、同年同ツアー「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」優勝[7]。 2012年JLPGAツアー「フンドーキンレディース」優勝[7]。LPGAツアーでは2勝を挙げ、同ツアー賞金ランク第1位(賞金女王)に輝いた[3]。 2013年LPGAツアーメジャー大会「クラフト・ナビスコ選手権」で優勝[3]、2週後の同年4月15日付の世界女子ゴルフランキングで自身初となる1位となった[8][注 1]。 同年はさらに「ウェグマンズLPGA選手権(全米女子プロゴルフ選手権)」、「全米女子オープン」の2つのメジャー大会を制し、年間メジャー3勝を達成した初の選手となり、この3勝を含めて6勝を挙げ、2年連続の賞金女王となる[3]。また、同年の「ロレックスプレイヤーオブザイヤー」に韓国人選手として初の選出[3]。 2014年LPGAツアーメジャー大会「ウェグマンズLPGA選手権」優勝[3]。同年10月13日、コーチのナム・ギヒョブと結婚[9]。 2015年LPGAツアーメジャー大会「KPMG女子PGA選手権(全米女子プロゴルフ選手権)」、「全英リコー女子オープン」ともに優勝[3]。 2016年6月9日、「KPMG女子PGA選手権」の初日を終えたことにより、1年間ツアーに出場したことになる10試合の出場義務を果たし10シーズン出場を達成、すでに必要なポイントを取得していたため、史上最年少となる27歳でLPGAツアー殿堂入りを果たす[10]。同じ韓国出身の朴セリに次いで24人目の入会となった[10]。 パリオリンピック以来、116年ぶりに女子ゴルフ競技が復活した2016年8月のリオデジャネイロオリンピックにおいて、金メダルを獲得した[11]。 2017年KLPGAの殿堂入り、2015年の申ジエに次いで4人目の入会となった[12]。 2018年5月「斗山マッチプレー選手権」でKLPGAツアー初優勝[13]。 2020年2月「ISPS HANDA オーストラリア女子オープン」で優勝し、LPGAツアー20勝を達成した[14]。 ツアー優勝歴LPGAツアー※本項はLPGAプロフィールページに基づく[3]、大会名は優勝当時で表記し太字はメジャー大会である。なお「ウェグマンズLPGA選手権」と「KPMG女子PGA選手権」は日本で「全米女子プロゴルフ選手権」と表記される大会のことである。
JLPGAツアー※本項はJLPGAプロフィールページに基づく[7]、大会名は優勝当時で表記し太字はメジャー大会である。
欧州女子ツアー
その他優勝
LPGAメジャー大会の成績
※本表の成績はLPGA|Results|INBEE PARK(英語)の各年度成績にもとづく
脚注注釈
出典
外部リンク
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