採石場採石場(さいせきじょう、さいせきば、英: quarry)とは、鉱山の一種。主に、花崗岩などの岩石、石灰石などを産する。鉄鉱石などの鉱山と異なり、石材など精錬を必要としない物を産する鉱山を指す場合が多い。大型の石材を産する場合、石切場(いしきりば)とも呼ばれている。 主に、花崗岩などは、墓石、碑など、大型の石材に利用され、石灰石などは工業原料などに利用される。 日本の採石法→詳細は「採石法」を参照
採石場の問題地下採石場トンネル状の採石場の場合、過去に採石されたのち放棄された物が多数ある。放棄された後、風化が進み、直上の土地が落盤により陥没する。近年、陥没事故が多発し、問題視されている。 発破石を産するために大規模な発破を掛けることがある。これによる振動が、地震計に影響を与え、小規模な地震と検知されることがある。 廃採石場の活用放置すると湧水や雨水が溜まり採石跡湖となる。 撮影採石場は、広大であり、多様な地形を有することや、火薬などを用いても周囲への影響が小さいことなどから、かつてはドラマの、特に特撮のアクションシーンのロケ地として使われることが多かった[2]。しかし、近年は街中で撮影許可が取りやすい場所を使ったり、爆発の演出にCGを活用するなどの経費削減が確立したため、採石場における撮影は減ってきている。 秘密基地地下空間を活かし、防空壕、核シェルター、秘密基地とする例がある。 その他ワインセラーや倉庫、宿泊施設、太陽光発電施設、ごみの埋め立てを行う最終処分場 脚注参考文献
関連項目外部リンク
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