戸田公園駅(とだこうえんえき)は、埼玉県戸田市本町四丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。駅番号はJA 18。
当駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線(支線)であるが、運転系統上は埼京線として案内される。 埼京線は当駅から大宮方面が大宮支社の管轄となる。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線(副本線)とその外側に2線の通過線(本線)を有する高架駅である。快速の停車駅ではあるが、通勤快速は通過し、平日の朝夕ラッシュ時には一部の各駅停車が通勤快速を待避する。なお、本線を走行する列車は平日ダイヤの通勤快速と回送列車のみ(南与野駅も同様)。高架下に駅舎があり、出入り口は駅舎の北東と南西側にある。
浦和西営業統括センター管内の直営駅(駅長配置)であり、管理駅として戸田駅・北戸田駅を管理している。話せる指定席券売機[1][2]、自動改札機が設置されている。
ATACS導入前までは、ATCのシステム上、当駅に停車する電車はホーム進入前に25km/h以下に減速してから再加速し分岐器を通過するため、車内が大きく揺れることがあった[注釈 1]。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
発車メロディ
1番線は戸田市歌である「ああ わが戸田市」[6]、2番線はテイチク製の発車メロディが使用されている。
1
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ああ わが戸田市
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2
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コーラルリーフ
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ステーションカラー
1985年(昭和60年)9月30日開業の埼京線の各駅(北赤羽 - 北与野間)には駅ごとに色が設定され、JR移行後も引き継がれている。当駅のカラーは水色(■)である。
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改札口(2023年1月)
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切符売り場(2023年1月)
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ホーム(2023年2月)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は32,387人である[利用客数 1]。赤羽駅 - 大宮駅間の通勤快速通過駅の中では最も乗車人員が多い。
毎年8月第1土曜日に国道17号本線(中山道)の戸田橋と新大宮バイパスの笹目橋の間の荒川河川敷で開催される「戸田橋花火大会」開催時にはホーム・コンコースともに混雑し、入場制限が行われる場合もある。この際には改札横の店舗(丸亀製麺ビーンズ戸田公園)を臨時休業の上で店内に簡易Suica改札機を設置し、臨時改札として運用する。
開業後の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。
年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度
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1日平均乗車人員
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出典
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定期外 |
定期 |
合計
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1985年(昭和60年)
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[備考 1]6,362
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1986年(昭和61年)
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9,755
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1987年(昭和62年)
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11,406
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1988年(昭和63年)
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13,582
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1989年(平成元年)
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14,918
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1990年(平成02年)
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16,424
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1991年(平成03年)
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17,982
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1992年(平成04年)
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19,273
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1993年(平成05年)
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19,916
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1994年(平成06年)
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20,276
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1995年(平成07年)
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21,167
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1996年(平成08年)
|
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22,042
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1997年(平成09年)
|
7,910 |
14,625
|
22,535
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1998年(平成10年)
|
7,864 |
15,002
|
22,866
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1999年(平成11年)
|
7,943 |
15,135
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23,078
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[埼玉県統計 1]
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2000年(平成12年)
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8,022 |
15,747
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[JR 1]23,769
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[埼玉県統計 2]
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2001年(平成13年)
|
8,468 |
16,431
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[JR 2]24,900
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[埼玉県統計 3]
|
2002年(平成14年)
|
8,555 |
17,084
|
[JR 3]25,639
|
[埼玉県統計 4]
|
2003年(平成15年)
|
8,900 |
17,643
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[JR 4]26,543
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[埼玉県統計 5]
|
2004年(平成16年)
|
9,073 |
18,316
|
[JR 5]27,389
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[埼玉県統計 6]
|
2005年(平成17年)
|
9,025 |
18,742
|
[JR 6]27,767
|
[埼玉県統計 7]
|
2006年(平成18年)
|
9,096 |
19,054
|
[JR 7]28,150
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[埼玉県統計 8]
|
2007年(平成19年)
|
9,209 |
19,676
|
[JR 8]28,886
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[埼玉県統計 9]
|
2008年(平成20年)
|
9,151 |
19,763
|
[JR 9]28,914
|
[埼玉県統計 10]
|
2009年(平成21年)
|
9,033 |
20,033
|
[JR 10]29,067
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[埼玉県統計 11]
|
2010年(平成22年)
|
8,910 |
20,426
|
[JR 11]29,336
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[埼玉県統計 12]
|
2011年(平成23年)
|
9,059 |
20,691
|
[JR 12]29,750
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[埼玉県統計 13]
|
2012年(平成24年)
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[JR 13]9,231 |
[JR 13]21,580
|
[JR 13]30,811
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[埼玉県統計 14]
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2013年(平成25年)
|
[JR 14]9,537 |
[JR 14]22,468
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[JR 14]32,005
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[埼玉県統計 15]
|
2014年(平成26年)
|
[JR 15]9,632 |
[JR 15]22,376
|
[JR 15]32,008
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[埼玉県統計 16]
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2015年(平成27年)
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[JR 16]9,980 |
[JR 16]23,446
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[JR 16]33,427
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[埼玉県統計 17]
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2016年(平成28年)
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[JR 17]10,128 |
[JR 17]24,001
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[JR 17]34,129
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[埼玉県統計 18]
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2017年(平成29年)
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[JR 18]10,221 |
[JR 18]24,443
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[JR 18]34,665
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[埼玉県統計 19]
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2018年(平成30年)
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[JR 19]10,260 |
[JR 19]24,684
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[JR 19]34,944
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[埼玉県統計 20]
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2019年(令和元年)
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[JR 20]9,860 |
[JR 20]24,617
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[JR 20]34,478
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[埼玉県統計 21]
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2020年(令和02年)
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[JR 21]7,247 |
[JR 21]19,126
|
[JR 21]26,373
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[埼玉県統計 22]
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2021年(令和03年)
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[JR 22]9,016 |
[JR 22]19,502
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[JR 22]28,519
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2022年(令和04年)
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[JR 23]10,144 |
[JR 23]20,700
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[JR 23]30,915
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2023年(令和05年)
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[JR 24]10,857 |
[JR 24]21,530
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[JR 24]32,387
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- 備考
- ^ 1985年9月30日開業。開業日から翌年3月31日までの計183日間を集計したデータ。
駅周辺
駅名の由来である戸田公園は、荒川の水を引き込んだ戸田ボートコースをはじめ、荒川の河川敷に広がる野球用のグラウンドなどの総称である。
駅の周辺は主に住宅地である。西に約1キロメートル離れて工場・倉庫地区がある。戸田オリンピックボートコースまでは南に約400メートルほどだが、コースの西端にある戸田競艇場は駅から約2キロメートル西にある。
戸田市役所など、行政の中心は隣の戸田駅の方が至近である。しかし、当駅のほうが乗車人員が多いことや快速が停車することなどから、『JTB時刻表』では当駅が戸田市の代表駅とされている。
バス路線
コミュニティバスも含めてすべて国際興業バスにより運行される。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 埼京線
- ■通勤快速
- 通過
- ■快速
- 赤羽駅 (JA 15) - 戸田公園駅 (JA 18) - 武蔵浦和駅 (JA 21)
- ■各駅停車
- 浮間舟渡駅 (JA 17) - 戸田公園駅 (JA 18) - 戸田駅 (JA 19)
脚注
記事本文
注釈
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JRの1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- JRの統計データ
- 埼玉県統計年鑑
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 戸田公園駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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(羽沢横浜国大 - 大崎間 : 東海道本線、大崎 - 池袋間 : 山手線、池袋 - 赤羽間 : 赤羽線、赤羽 - 大宮間 : 東北本線、大宮 - 川越間 : 川越線) | |
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