戦場のヴァルキュリア
『戦場のヴァルキュリア』[注 1](せんじょうのヴァルキュリア)は、セガより2008年4月24日に発売されたPlayStation 3用ゲームソフト、およびそれを主体とした漫画やアニメーション。略称は戦ヴァル。北米版タイトルは"Valkyria Chronicles"(ヴァルキュリア・クロニクルズ)。 シミュレーションRPGにアクションゲームの要素を加えた戦闘システムと、個性的なキャラクターによる戦場での人間ドラマを特徴とした[5]戦場のヴァルキュリアシリーズの第1作目。ストーリーは帝国と連邦という2つの強力な勢力に挟まれた、架空の1930年代のヨーロッパの小国・ガリア公国を舞台にしており、「現代では失われつつある人と人の絆」がメインテーマ。ガリアの陸軍小隊を操作して帝国軍を撃退するのがプレイヤーの役割である。 ファミ通の読者アンケートではThe best strategy RPG for the PS3に認定されている[6]。 北米SEGAからMicrosoft Windows(Steam)向けに移植され2014年11月11日に発売された。日本は発売対象に含まれておらず、英語版の移植で日本語は吹き替えのみサポートしている[7]。 2016年2月10日にPlayStation 4で『戦場のヴァルキュリア リマスター』(せんじょうのヴァルキュリア リマスター)として発売された[8]。追加コンテンツも収録され、トロフィーにも対応。『蒼き革命のヴァルキュリア』の体験版ダウンロード用コードも付属する。 2018年9月27日にはNintendo Switchで『戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch』が発売予定。追加コンテンツも収録され、同日発売予定のNintendo Switch版『戦場のヴァルキュリア4』には本作の割引価格購入券ダウンロード番号が初回特典として封入される[9]。 ゲーム内容勝利条件と敗北条件の決められた戦闘パートをこなしシナリオを進めていくSRPGである[10]。戦闘は銃撃が基本であり、戦闘はSRPGでありながら移動や銃撃時はTPSアクションゲーム風に進行する「BLiTZ」というシステムに則って行われる。 プレイヤーは俯瞰視点でマップを見下ろすコマンドモードで行動するユニットを決定、アクションモードにて実際に選択したユニットを操作して敵を索敵し、敵の位置を把握して行動するのが基本となる。また、回数の許す限り同じユニットを繰り返し行動させられるので、敵ユニットを倒しそこなっても再度選択することで追加攻撃・離脱までが可能である。ただし、再選択を繰り返すと一度に移動できる距離は減る。また戦闘中はユニットとして登場するキャラクターが様々なポテンシャルを発揮し、一定の確率でステータスの向上や体力回復、弾薬の補給などが起きる。 味方ユニットのHPが0の状態で敵ユニットに接触されたり、規定ターンが経過したりすると、そのユニットは死亡状態となり、死亡したサブキャラクターはその後のミッションで使用することはできない。救出するにはHP0になってから死亡するまでの間に味方ユニットで触れる必要がある[11]。 ゲームは『ガリア戦線記』という本を読み進める形で進行し、この状態はブックモードと呼ばれる。ガリア戦線記の物語は本章といくつかの断章で成り立っており、それぞれの章でストーリーを見てミッションをクリアし次に進むと言う形式をとる。本編はクリアしていくことで次のものが自動的に現れるが、断章を見るためにはゲーム中で得た資金を使って購入する必要がある。本の体裁をとっているため、過去のイベントシーンも簡単に見ることができるようになっている[12]。 本章と断章の他に兵士のレベルアップや装備の開発を行う「訓練開発」、フリーモードとして「遊撃戦闘」、登場人物について記された「人物総覧」、物語に登場する事物について記した「博物総覧」、登場する兵器について記した「兵器総覧」などのタグがストーリーの進行とともに増えていき、利用することができるようになる。2周目のプレイでは遊撃戦闘に新たなステージの追加や難易度HARDの追加といった要素がある。 また、ストーリーが進むと姫に謁見できるようになり、下賜によって褒章武器が貰えることがある[13]。 ゲームの1周目を全てクリアして、クリアデータをロードすることで2周目がプレイ可能になっており、2周目では1周目からの引き継ぎや新たな要素がある。 ユニットユニットは兵科によって役割で分けられており、原則として歩兵(偵察兵、突撃兵、支援兵、狙撃兵)、対戦車兵、戦車の3すくみとなっている。戦車は歩兵に強いが対戦車兵を苦手としており、対戦車兵は戦車に有効な攻撃ができるが歩兵には弱く、歩兵は対戦車兵を一方的に攻撃できるが戦車にはほとんど攻撃が通用しない。戦車は高い防御力と攻撃力を誇るが背面のラジエーター部分が弱点となっており、そこを戦車砲や対戦車槍の直撃を受けるとほぼ一撃で破壊されてしまう。また、対戦車兵を含む歩兵ユニットと違い各ターンごとの自動回復がない。 2輌の戦車や歩兵が持つ装備と被服を強化したい場合は、戦闘や遊撃戦闘で得た資金を開発に投入する。戦車はそれ自体の性能向上のほか、防御力や命中精度を補ったり、榴弾搭載数を増やす補助パーツの開発もあり、総量に収まる範囲内でパーツを装着できる。戦車のパーツや歩兵の火器は開発だけでなく、敵から鹵獲することで得ることもある[13]。
物語の構成世界設定→「戦場のヴァルキュリアシリーズの用語一覧」も参照
征暦という架空の紀年法が用いられる架空のヨーロッパが舞台で、その中の小国・ガリア公国が物語の中心。征暦はヴァルキュリアと呼ばれる超人的な民族がダルクスと呼ばれる民族を打ち倒したとされる年を紀元としており、純血種が残っていないこともあって作品舞台となる1930年代でヴァルキュリア人は伝説や神話、おとぎ話の存在となっている。その一方で、ダルクス人は被差別民として存在し続けており、作中にも幾人かのダルクス人が登場する。このほか、本作の象徴的に登場する架空の植物としてコナユキソウがある。 この世界ではラグナイトと呼ばれる鉱物資源があらゆるエネルギー資源として使われており、ガリア公国はラグナイトの産出国であることを要因に戦争に巻き込まれている。現実世界と比べて航空戦力の発達が遅れており、戦場でもラグナイトを動力とした戦車が主力である。このほか登場する兵器としてはライフル、突撃銃、火炎放射器、スナイパーライフル、グレネード、ライフルグレネードなどがある。この世界独自の兵器としては対戦車槍と呼ばれるランス状の外観を持つ対戦車砲があり、ゲーム上ではこの対戦車槍を持つ対戦車兵で戦車に対抗する。 登場人物→詳細は「戦場のヴァルキュリアシリーズの登場人物」を参照
物語は戦争を、戦うためにガリアの義勇軍として編成された小隊を中心に展開する。物語の中心はその小隊の隊長となる主人公のウェルキン・ギュンターとアリシア・メルキオット。ウェルキンが率いる第7小隊にはこのほか、ウェルキンの義理の妹でダルクス人のイサラ、ダルクス人に差別意識のあるロージー、古参ゆえに軍務経験のないウェルキンに懐疑的なラルゴなど元民間人を含む20人(選択可能なサブキャラクターは約50人)がいる。作中では、このサブキャラクター約50人全員に個々の人物像や戦後の暮らしまでこと細かな設定が存在し、また、各キャラクターの入隊・除隊、死亡、被回復・衛生兵要請のセリフまで大量に用意されている。戦場ではウェルキンは戦車長兼砲手を務め、イサラの実父テイマー技師が開発し、ギュンター将軍が使用した戦車エーデルワイス号に搭乗する。 このほか、主にイベントシーンに登場するキャラクターとしては、ウェルキンの上官にあたるエレノア・バーロットや第1小隊の隊長でウェルキンの友人、ファルディオ・ランツァートがいる。対する敵国の東ヨーロッパ帝国連合(通称「帝国」)の総司令官には帝国の準皇太子、マクシミリアンがおり、幕僚にヴァルキュリア人のセルベリア、帝国に併合された小王国出身の将軍イェーガー、帝国至上主義者のグレゴールがおり、第7小隊はこの帝国軍の部隊と戦っていくこととなる。色彩はガリアの軍服が水色ベースなのに対し、帝国側は黒の軍服となっている。 あらすじ征暦1935年。専制君主国家・東ヨーロッパ帝国連合(通称「帝国」)と共和制連邦国家・大西洋連邦機構(通称「連邦」)との間に第二次ヨーロッパ大戦が勃発。そして、両国に挟まれた武装中立国である小国・ガリア公国も戦禍に巻き込まれていく。 ガリア公国は燃料や兵器、治療目的で使われる鉱物資源・ラグナイトを豊富に産出するため、連邦との戦争を優位に進めることを目論む帝国に侵攻される事となり、後に「ガリア戦線」と呼ばれる戦いが幕を上げる。武装中立国のガリア公国には『国民皆兵制度』という一種の徴兵制があり、有事の際にはガリアの15歳以上の民間人は必要に応じ「義勇軍」として徴兵される。 本作では、ガリア公国義勇軍第3中隊第7小隊が、軍事侵攻を進める東ヨーロッパ帝国連合の司令官マクシミリアンを打ち倒すまでを描いている。また作中においては、「ガリア戦線記」の著者イレーヌ・コラーによって物語形式で語られている。
開発本作のプロデューサーを務めた、野中竜太郎とチーフプロデューサーの西野陽によると、構想は発売の4・5年前からあり、元々はPlayStation 2向けの企画であった。その時から既にキャラクター原案の本庄雷太や、音楽を担当した崎元仁とはコンタクトをとっていた[14]。その後、2005年に主要スタッフが集まり、本格的な開発が始まったのは2007年だと野中は語っている[15]。 開発スタッフは「サクラ大戦シリーズ」を制作した旧オーバーワークス。元々この開発チームはストーリー性を持つタイトルを手掛けており、新たに強いドラマ性を持つタイトルを作ろうと考えた結果、人の絆が最も強く描かれる舞台として戦場が選ばれた。しかし、戦争モノに対して苦手意識のあるユーザーにも抵抗がないように舞台背景は架空のヨーロッパとして設定され、作風にはファンタジーの要素が加えられている[16]。 キャラクター原案には本庄雷太が起用されているが、スタッフによるとこれはミリタリー面での機能性を持たせつつ、フィクションとしての嘘も描くことのできる人物を選んだ結果である。レトロ感を出すために作中の軍服は第一次世界大戦時の軍服を参考にデザインがなされている[17]。 グラフィックエンジンには「CANVAS」という水彩画風のイラストが動いているかのような表現方法ができるものを採用している。この「CANVAS」は郭線から色がはみ出たり、遠くにあるものは稜線がかすんだり、輪郭が歪んだりするもので、写実的なCGを用いた作品とはまったく別のテイストを醸し出している。制作途中に新世代ハードのPS3が登場したことにより映像表現力が上がり、「CANVAS」の完成に至った[18]。「CANVAS」を開発したのはセガの画面表現を研究しているチームで、そのチームの研究が本作で使えるのではないかと考えた結果セガ社内で検討され「CANVAS」が採用された[14]。 余談だが、制作チームが同じであるため『エターナルアルカディア』の主人公・ヴァイスとヒロイン・アイカも志願兵(プレイヤーキャラクター)として、ファイナが衛生兵(NPC)として本作に登場(ゲスト出演)している。なおサブキャラクターは本作の声優が兼任しており、ヴァイスの声優も関智一ではなくなっている。 なお、本作の最初のタイトルは『戦場のワルキューレ』であったが、ナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)がかつて発売していたファミリーコンピュータ用ゲーム『ワルキューレの冒険』が存在していた都合で、変更された経緯がある[19]。 音楽主題歌は、JUJUのどんなに遠くても...。 また、作中では挿入歌としてロージーを演じる豊口めぐみが歌う『受け継がれる想い』(作詞 - 佐藤太平 作曲 - 崎元仁)が流れるほか、JUJUが歌う『どんなに遠くても…』(作詞 - JUN,T 作曲 - 川口大輔 編曲 - CHOKKAKU)が主題歌としてオープニングやエンディングで流れる。 音楽は崎元仁が担当しており、軍隊を連想させるマーチ的なリズムやトランペットのソロを入れつつファンタジー感のある仕上がりとなったと野中は語っている。演奏はエミネンス交響楽団によるフルオーケストラである[15]。 販売2008年の売り上げ数は約15万本に達し、発売から約1年後の2009年3月5日に廉価版(PLAYSTATION 3 the Best)が発売された。廉価版は有料DLCである「イーディ分隊大作戦!」が最初から同梱されている。通常版と異なり、ゲーム中のXMBに対応している。廉価版の売り上げは約8万本に達し[20]、日本国外においては売り上げが400%に達した[21]。 日本での広報活動日本語版公式サイト中のオフィシャルブログ「陣中日誌」ではサブキャラクターのイーディ・ネルソンとホーマー・ピエローニの2人がコント風のブログを手がけており、ダウンロードコンテンツ「イーディ分隊大作戦」ではイーディやホーマーらサブキャラクターを中心とした追加断章の配信もされている。このイーディに限って言えば、俗に言うツンデレキャラクターであったこともあり、全登場人物の中でもセルベリアと並び最高クラスの人気を誇り[22][23] 50名もいるサブキャラクターの1人でありながらWonderGOO特別予約購入特典のB2型タペストリーにてメインヒロインであるアリシアよりなぜか前に出てポーズを決めるなどスタッフからも愛され、サブキャラクターとしては破格の扱いを受けている。 宣伝の一環として『まいにちいっしょ』のトロ・ステーションとのコラボレーションも行われており、トロやクロもイーディ分隊の隊員に任命された。2周年記念24時間マラソンにもイーディ・ネルソンがゲスト出演し、2008年12月31日にプレゼントされることになったポスターリクエストの二択アンケートにて、アリシアを打ち破り、イーディのポスターが配布された。アリシアのポスターはトロ・ステーション第888回で配布された。 ダウンロードコンテンツPlayStation Storeにて、追加エピソードや遊撃戦闘の最高難易度「HARD-EX」などをダウンロードできる追加コンテンツが配信されている。PS4版『リマスター』では収録される。
続編本作の発売後、PlayStation Portableにプラットフォームを移して続編の『戦場のヴァルキュリア2』が2010年に、『戦場のヴァルキュリア3』が2011年に発売された。 余談だが本作はE3 2008のSCEAプレスカンファレンスでPSP用タイトルとして発表されるというハプニングがあった。 他ゲームでの出演
評価日本のゲームメディアからはファミ通クロスレビューでの40点満点中34点[25]、ゴールド殿堂入り[26] を始め、電撃オンラインのユーザーアンケートでは2008年1月から6月の上半期に購入した最も面白かったソフトの項目で『モンスターハンターポータブル 2nd G』、『メタルギアソリッド4』、『スマッシュブラザーズX』といったビッグタイトルに続き4位という評価を得た[27]。映画監督の押井守も本作をプレイしており、「人の死を描いた硬派な作品。王道的アニメの世界であり、『風の谷のナウシカ』の原作版のような印象を持った。」と評価した[28]。 日本国外では、米国IGNで9/10、豪IGNで9.1/10を獲得、「近10年間のセガで、最良のRPGか?」「アニメと水彩画を融合させた美しく特徴的な画風、既存ジャンルに収まらない斬新なスタイルがまさに傑作たる所以である」などと評され[29]、Playstation 3 Strategy Game of 2008を獲得する。 [30] GameFanではGame of the yearに匹敵する最良のPS3タイトルと称され[31]、GameSpotではBest Artistic Graphics of 2008を[32]、 GameSpyではBest Original Soundtrack 2008及びStrategy Game of the Year 2008[33][34]、VG ChartzではBest Japanese Role-Playing Game 2008とStrategy Game of the Year 2008とBest Game No One Played 2008の3つを獲得する[35][36]。またGameTrailersではBest Role-Playing Game 2008にノミネートされ、Gaming Targetでは“2008年以後もプレイしているであろう40タイトル”に選ばれる[37]。 各ゲームレビュー雑誌・サイトの評点は GI;8.5/10、GSpot;8.5/10、GT;9.1/10、GS;8.5/10、XPlay;4/5、GR;87、MC;87、EGM;A-、GameRev;B+ 以上であった。 2010年には「PlayStation 3史上最高のシミュレーションRPG」としてギネス・ワールド・レコーズに認定された[38]。 メディア展開発売後メディアミックスを推し進め、コミックやアニメも製作された。物語の大筋は同じだが細部は異なり、それぞれ楽しむことができるようになっている。ゲームではできなかったサブキャラクターにも焦点が当たるように作られている。 漫画
テレビアニメ『戦場のヴァルキュリア』(VALKYRIA CHRONICLES)のタイトルで、2009年4月よりTOKYO MXほか独立UHF局を中心に放送された。ハイビジョン制作。全26話。製作はアニプレックス。物語の設定面ではドラマにおけるリアリティを出すため、柔軟に対応している。 DVDには映像特典として、SDキャラとなったメインキャラクターたちの私生活を描くミニアニメ『戦ヴァル劇場』が追加されている。 製作2008年5月にA-1 Pictures側から連絡が入り、テレビアニメ化の企画が始動した。開発陣も元々メディアミックス化を目指していたが、当初これほど早くテレビアニメ化に向けて動き出すとは予想されておらず、ゲーム版の発売からわずか1か月後に実績を持つA-1 Picturesからの連絡は、驚きと共に迎えられた。 物語の本筋は変わらないが、『ガリア戦線記』とは異なる視点かつテレビアニメ版独自の解釈で進めていくとされ、ゲーム中で十分に描き切れなかった人間性をより掘り下げるエピソードを盛り込みながら、ウェルキンたちの日常や帝国側の新たな一面も描かれており、生活感なども増している。仲間たちやウェルキンとアリシアの絆が結ばれていく過程を表現するため、物語の形成に比重を置く代わりに序盤の戦闘シーンは大幅に削り、一部の主要人物の性格を変更したりオリジナルキャラクターを登場させるなど、端々の設定が変更されている。作品の全体像は、恋愛を45%、戦闘パートを25%、仲間たちとの話を30%程度とし、戦闘中も含めて恋愛の要素は全体的に振り分けている[39]。 ゲーム版と異なりCANVASは使われず、一般的なアニメと同じ手法で制作されている。影の部分にはエフェクト処理による斜線が入るなど、イラスト調のデジタル彩色を施している。絵の線は動かす必要からよりシンプルになったが、キャラクター原案の本庄雷太はインタビューで「線は少なくなっているが、動くとかっこ良い」と評価しており、「自分の絵では線が多すぎるのでアニメには向かない」と謝罪した。これに対し、テレビアニメ版のキャラクターデザインを手がけた渡辺敦子は「本庄の絵で描きたいが、元の絵で動かそうとするとスタッフに死人が出る」と、冗談交じりに返答した[40]。 スタッフ
主題歌下記のほか、ゲーム版主題歌の『どんなに遠くても...』も挿入歌として使用されている。
各話リスト
映像特典DVD各巻に収録された、約3分の映像特典。全9話。SDを混ぜつつキャラクターたちの私生活をコミカルに描くミニアニメであり、ほとんどのエピソードでセルベリアがオチに使われている。
放送局
ラジオ戦場のヴァルキュリア GBS第7小隊分局アニメイトTV内にてWebラジオとして2009年4月7日から2009年12月8日まで配信された。全18回。また配信に先立ち、番組宣伝用の第0回が3月17日に配信された。隔週火曜日更新。 パーソナリティはウェルキン役の千葉進歩とイーディ役の鹿野優以。ラジオドラマ陣中日誌にホーマー役の庄司宇芽香。 メールが読まれると、ガリア軍の階級が与えられ、採用されるごとに1階級ずつ上がっていく。リスナーの能力(ポテンシャル)自慢コーナー『第7小隊隊員募集』で取り上げられると内容から判定して、合格すると第7小隊の隊員に任命される。まれにマイナスの能力(失敗談)も読まれる。アニメイトTVサイト上ではウェルキンの判定と書かれているが、実際には鹿野優以の独断で決められている。 戦場のラジキュリア音泉内にてWebラジオとして2013年4月24日から配信。隔週水曜日更新。また、プレ放送の第0回が4月10日に配信された。戦場のヴァルキュリアシリーズ・戦場のヴァルキュリアDUELのイベントやアップデートなどの最新情報及び、オリジナルミニドラマ、パーソナリティのトークで番組を構成。第17回(2013年12月4日配信)より、番組がリニューアル。各当番パーソナリティに焦点を当てたコーナーで番組を構成。2015年3月18日に番組終了。
関連商品
脚注注釈出典
外部リンク総合公式 ゲーム テレビアニメ
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