得栄県
得栄県(とくえい-けん、デロン、sde rong)は中国四川省カンゼ・チベット族自治州南西端に位置する県。 概要面積は2,916平方kmとカンゼ・チベット族自治州で一番小さく、人口も2万人ほどしかいない。人口の4分の3近くをチベット族が占め、ほかには漢族、イ族、回族、羌族などがいる。デロンとはチベット語で峡谷を意味する。 地理東と南は雲南省シャングリラ市に接し、西は金沙江を隔てて雲南省徳欽県に面し、北はカンゼ州の郷城県と巴塘県に接している。金沙江の谷と沙魯里山脈の高山が対照的な地勢で、最高峰は嘎金雪山で海抜4,921mに達し、谷底との差は3000m近くある。 歴史
行政区画→「中華人民共和国の行政区分」を参照
経済デロンの主な産業は農業と手工業で、林業や鉱業も盛ん。穀物のほか各種果物や薬草を産する。 交通
健康・医療・衛生
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