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山形ユキオ

山形 ユキオ
(やまがた ゆきお)
出生名 山形 幸生
(やまがた ゆきお)
生誕 (1957-03-11) 1957年3月11日(67歳)
出身地 日本の旗 日本福岡県[1]
学歴 崇徳高等学校
ジャンル アニメソング
職業 歌手俳優声優
担当楽器
活動期間 1979年[要出典] -
レーベル 日本コロムビア
キングレコード
共同作業者 トッシュ

山形 ユキオ(やまがた ユキオ、1957年3月11日[1][2] - )は、日本歌手俳優声優福岡県出身[1]

本名は山形 幸生[1](読み同じ)。

人物・来歴

高校3年生の時にテレビのある歌番組のオーディションを受けたが、落選[3]。合格した人物の話を聞いて最初から、その人物に決定しており、この世界にあることと言われたことから唖然していた[3]。歌手を志し崇徳学園高等学校卒業[1][4]後に上京[3]。高校時代の担任の勧めで東京音楽学院に入学し、音楽を学ぶ[4]。その後バーの従業員やバンドボーイとして下積みをし、ロックバンド”裸舞”に参加[4](後の「トッシュ〈TUSH〉」)。ロックバンド裸舞で横須賀米軍キャンプ(Enlisted Men's club EM クラブ)で一年間専属出演。ハードロックを歌っていた。

1981年に、山本正之からの声掛けにより5人組バンド「トッシュ」としてテレビアニメ『ヤットデタマン』の主題歌を担当[4]前田よしひろとのツインボーカルで歌唱を担当し、これをきっかけにアニメソング・特撮ソング歌手としての活動を開始。

アニメイベントに参加する中で81プロデュースと関わったことで演劇に興味を持ち、同事務所に所属[4]。そこで声優演出家野沢那智に誘われたことをきっかけにミュージカル俳優として活動を開始[4][5]。野沢が主宰する「劇団薔薇座」に参加し、ミュージカル『飛べ!京浜ドラキュラ』で俳優デビューを果たす[4]。その後はミュージカル『ミス・サイゴン』のオーディションに合格し、以降多くの舞台・ミュージカル作品に出演した[4]

代表曲はテレビアニメ『銀河烈風バクシンガー』のオープニングテーマ「銀河烈風バクシンガー」(1982年、坂部悟とのデュエット)、テレビアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のオープニングテーマ「ウィニング・ラン! -風になりたい-」(1996年)、特撮テレビドラマ『百獣戦隊ガオレンジャー』オープニングテーマ「ガオレンジャー吼えろ!!」(2001年)など。

日焼けした褐色の肌と、喉の奥から絞り出すかのような野性味あふれるハスキーボイスが特徴[5]。このハスキーボイスは生まれつきのものではなく、ソウルやブルースを歌うためにバーボンを飲んでわざと喉を焼き、そこから10年かけて作り変えたものである。肌に関しては当初『ミス・サイゴン』の役作りのために始めたものだがいつしか気に入ったらしく、現在も日焼けサロンに通うなどして維持している[4]。『有吉反省会』(2014年6月29日放送回)には「色が黒いことを反省する」という名目で出演し、肌の色を「日本人の限界を超えている」「例えるならドングリの表皮」とコメントされた。代表曲「ガオレンジャー吼えろ!!」はその(特に出だしの「ガオ!」の部分)パワフルさゆえ、イベントで歌った際にはその声と自身の見た目に怯えた子供たちに泣かれてしまったという逸話を持つ[6][出典無効]

一部履歴にロックバンド「ハリマオ」のボーカルとしても活動していた[5]と記述されていたが、本人のTwitterによって否定されている[7]

作品

アニメ

  • ステレオ劇画『多羅尾判内』〈日本フォノグラム〉(1979年)
    • 多羅尾判内 - 「トッシュ」の一員として
  • ヤットデタマン(1981年)
    • ヤットデタマンの歌(オープニングテーマ) - 「トッシュ」の一員として
  • 銀河旋風ブライガー(1981年)
    • 太陽の子ら(挿入歌)
    • 星影のララバイ(第28~30話期間限定エンディングテーマ) - DVDでは通常EDの「さすらいキッド」に差し替えられている
    • ABAYO FLY BYE(最終話エンディングテーマ)
  • 魔境伝説アクロバンチ(1982年)
    • 夢の狩人(オープニングテーマ)
  • 銀河烈風バクシンガー(1982年)
    • 銀河烈風バクシンガー(オープニングテーマ) - 坂部悟とのデュエット
    • 不死蝶のライラ(挿入歌)
    • 愛のライディング・マシーン(挿入歌)
  • 銀河疾風サスライガー(1983年)
    • 恋人たちの星まつり(挿入歌)
  • OVA トゥインクル NORA(ノーラ)ロック・ミー!(1985年)
    • Love Me! ~ロックン・ノーラ(エンディングテーマ)
  • OVA 冥王計画ゼオライマー(1988年)
    • 紅のロンリネス(PROJECT I~III 主題歌)
    • I LOVE YOU 愛してる(PROJECT IV 主題歌)
  • 爆走兄弟レッツ&ゴー!!(1996年)
    • ウィニング・ラン! -風になりたい-(前期オープニングテーマ)
  • 問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2013年)
    • Beauty as the Beast(挿入歌) - 「佐土原かおり featuring山形ユキオ」名義
  • ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年)
    • 鉄人戦車T28!(イメージソング)

特撮

ゲーム

その他

  • 翔べ!タイガーマスク(1982年)
    • 翔べ!タイガーマスク
    • タイガー・スープレックス
    • 戦士!タイガーマスク(勇者に捧げるラヴ・ソング)
  • ラジオ『ペアペアアニメージュ』(1983年~)[2]
    • ペア・ペア アニメージュ(テーマソング1) - ペアペア・シンガーズの一員として
    • 恋人たちのサンバ(イメージソング) - 島津冴子とのデュエット
    • ひとりぼっちのRadio Time(テーマソング2) - ペアペア・シンガーズの一員として
    • れ・ん・あ・いアドベンチャー(テーマソング3) - ペアペア・シンガーズの一員として
    • 渚のデイドリーム(1985年ED主題歌)
  • ヤマガタ店長(2013年「fake」収録) - 「流田Project feat.山形ユキオ」名義

シングル

  • サイレント・シティ / もう一度Lady(1984年/キングレコード、KO7S-521)

アルバム

出演

俳優

テレビドラマ

舞台

声優

テレビアニメ

OVA

映画

吹き替え

映画
ドラマ
  • フルハウス(1987年 / 第3シーズン第9話) - ピート・ビアンゴ
アニメ

人形劇

歌手

音楽ライブイベント

テレビ番組

脚注

  1. ^ a b c d e 山形ユキオ”. フレンドシッププロモーション. 2016年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月28日閲覧。
  2. ^ a b DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、155頁。
  3. ^ a b c 「PEOPLE」『アニメージュ』1984年3月号、徳間書店、pp.166-167.
  4. ^ a b c d e f g h i "第39回(ゲスト:山形ユキオさん)". ショッカーO野の秘密基地へようこそ!!. 27 October 2010.
  5. ^ a b c アーティスト詳細 山形ユキオ”. TOWER RECORDS ONLINE. 2014年2月14日閲覧。
  6. ^ 『燃える!泣ける!燃える! ゼロ年代 珠玉のアニメソングスペシャル』(2010年8月14日放送)で自身が告白。
  7. ^ 山形ユキオtwitter”. 2015年3月28日閲覧。
  8. ^ CHARACTERS”. アイアンリーガーWeb. サンライズ. 2022年11月15日閲覧。

外部リンク

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