大佐倉駅(おおさくらえき)は、千葉県佐倉市大佐倉にある、京成電鉄本線の駅である。駅番号はKS36。
歴史
地名は「おおざくら」であるのに対し、駅名は「おおさくらえき」である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅(京成佐倉駅管理)。2番線(成田空港方面)ホーム側に駅舎(事務室)があり、自動券売機、自動改札機がある。22時以降は駅員不在となるため、インターホン装置が設置されている。
1番線(京成上野方面)ホームへ向かうには改札内で構内踏切を渡る。2番線ホームには水洗式トイレがある。また、構内踏切に隣接して公道の踏切がある。
2000年代初めまで設置されていなかった自動改札機は、パスネット導入前に設置されたものである。駅名標は長らく国鉄式に準じたものであったが、2017年になってから最新デザイン(4か国語対応)に更新し、全てのサインが現行タイプとなっている。
のりば
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改札口(2024年7月)
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駅ホーム(2020年7月)
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駅名標(2020年7月)
利用状況
2023年度の一日平均乗降人員は343人である[京成 1]。京成線の駅では最も乗降人員が少ない。(全69駅中69位)
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度別1日平均乗降・乗車人員
年度
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1日平均 乗降人員[2]
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1日平均 乗車人員[3]
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1976年(昭和51年)
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459
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1977年(昭和52年)
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465
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1978年(昭和53年)
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452
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1984年(昭和59年)
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433
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1985年(昭和60年)
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413
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1988年(昭和63年)
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386
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1998年(平成10年)
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312
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1999年(平成11年)
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294
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2000年(平成12年)
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280
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2001年(平成13年)
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263
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2002年(平成14年)
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251
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2003年(平成15年)
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515
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243
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2004年(平成16年)
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536
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247
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2005年(平成17年)
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511
|
236
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2006年(平成18年)
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490
|
223
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2007年(平成19年)
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488
|
227
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2008年(平成20年)
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465
|
217
|
2009年(平成21年)
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470
|
223
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2010年(平成22年)
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435
|
205
|
2011年(平成23年)
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423
|
200
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2012年(平成24年)
|
424
|
200
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2013年(平成25年)
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418
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197
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2014年(平成26年)
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408
|
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2015年(平成27年)
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405
|
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2016年(平成28年)
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381
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2017年(平成29年)
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371
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2018年(平成30年)
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[京成 2]401
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[京成 2]192
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2019年(令和元年)
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[京成 3]402
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[京成 3]193
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2020年(令和02年)
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[京成 4]297
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[京成 4]145
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2021年(令和03年)
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[京成 5]301
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[京成 5]147
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2022年(令和04年)
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[京成 6]311
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[京成 6]151
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2023年(令和05年)
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[京成 1]343
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[京成 1]167
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駅周辺
駅周辺は台地となっており森林が広がる。この地は15世紀に千葉氏後期の城(本佐倉城)が築かれた所で社寺も多い[4]。
駅北側(駅出入口側)には個人商店や住宅が点在し、印旛沼中央排水路周辺は干拓地が広がっている。駅南側には佐倉市営駐輪場[5](約100台)があり、2010年代以降小規模な造成が行われた。駅の南東、約300mの所に印旛郡酒々井町との境界線があり、国道296号が通る。駅周辺は将門町・大佐倉[6]、南東側の窪地には酒々井町本佐倉(根古谷)がある。地形や道路事情、隣駅まで約2km圏内であることなどから駅勢圏は狭い。
隣の駅
- 京成電鉄
- 本線
- ■快速特急
- 通過
- ■特急・■通勤特急・■快速・■普通
- 京成佐倉駅 (KS35) - 大佐倉駅 (KS36) - 京成酒々井駅 (KS37)
出典
- 京成電鉄の1日平均利用客数
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
大佐倉駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク