国宝 (小説)
『国宝』(こくほう)は、吉田修一の小説である。吉田修一作家生活20周年記念作品。朝日新聞出版10周年記念作品[1]。 概要『朝日新聞』に2017年1月1日から2018年5月29日にかけて連載された後、加筆修正され2018年9月7日に国宝 上 青春篇・国宝 下 花道篇の二部構成で朝日新聞出版から同日発売された[2]。執筆のきっかけとなったのは溝口健二の『残菊物語』作中の演目『積恋雪関扉』を見て惹きつけられたから[3]。第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞受賞[4]。 あらすじ
任侠に生まれて、歌舞伎役者に引き取られた喜久雄と歌舞伎の名門に生まれた俊介。 2人が芸の道に生きる物語。 書誌情報小説
漫画
映画監督は李相日、主演は吉沢亮で2025年に公開予定。李が吉田修一の作品を映画化するのは、『悪人』『怒り』に続き3度目。『怒り』から渡辺謙、高畑充希、三浦貴大が出演している。 キャスト
スタッフ漫画同名のコミカライズが『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2024年23号より連載されている[10]。作画は三国史明が担当[4]。小説を原作とした内容となっている[11]。 脚注
外部リンク
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