Share to: share facebook share twitter share wa share telegram print page

 

原島礼二

原島 礼二(はらしま れいじ、1931年8月2日[1] - )は、日本昭和期から平成期にかけての歴史学者である。埼玉大学名誉教授。専門は、日本古代史。

人物・来歴

東京府に生まれる。1957年埼玉大学文理学部文学科卒業。埼玉大学教養部教授を経て、1996年に定年退官。同大学名誉教授。

著書

単著

  • 日本古代社会の基礎構造(未來社、1968年)
  • 倭の五王とその前後(塙選書、塙書房、1970年)
  • 大王と古墳(学生社、1971年)
  • 神武天皇の誕生(新人物往来社、1975年)
  • 日本古代王権の形成(歴史科学叢書、校倉書房、1977年)
  • 古代の王者と国造(教育社、1979年)
  • 邪馬台国から古墳の発生へ(六興出版、1987年)
  • 古代東国の風景(吉川弘文館、1993年)

共著

編著

  • 出雲神話から荒神谷へ(六興出版、1988年)

論文

  • 大夫小論覚書―七世紀前半の大和政権中枢部について(『歴史評論』113、校倉書房、1960年)
  • 名代子代の概念についての一解釈(『日本歴史』141、吉川弘文館、1960年)
  • 大化前代の親衛軍をめぐる問題(『歴史学研究』241、青木書店、1960年)
  • 天武八姓の歴史的意義(上)(『歴史評論』122、校倉書房、1960年)
  • 天武八姓の歴史的意義(下)(『歴史評論』123、校倉書房、1960年)
  • 律令国家の年間鉄使用量(上)(『続日本紀研究』8(2),11-18、1961年)
  • 律令国家の年間鉄使用量(下)(『続日本紀研究』8(3),6-18、1961年)
  • 古代出雲服属に関する一考察(『歴史学研究』249、青木書店、1961年)
  • 律令国家の基礎構造(『歴史評論』126、校倉書房、1961年)
  • 上毛野「伝承」採用の条件―7世紀後半の上毛野氏の地位から(『日本歴史』154、吉川弘文館、1961年)
  • 大和政権と地方豪族―関東地方の屯倉を例として(『日本史研究』54、日本史研究会、1961年)
  • 八色姓と天武政権の構造(『史学雑誌』70(8)、山川出版社、1961年)
  • 八世紀の鉄生産をめぐる諸問題(上)(『歴史評論』131、校倉書房、1961年)
  • 八世紀の鉄生産をめぐる諸問題(下)(『歴史評論』132、校倉書房、1961年)
  • 8世紀における鉄の所有と流通(『歴史学研究』256、青木書店、1961年)
  • 家父長制的世帯共同体説に関する覚書―門脇禎二氏著「日本古代共同体の研究」によせて(『歴史学研究』263、青木書店、1962年)
  • 房戸制について(『ヒストリア』33、大阪歴史学会編、1962年)
  • 里制の性質に関する一考察―古代籍帳の戸の評価をめぐって(『歴史学研究』267、青木書店、1962年)
  • 八世紀の稲作に関する二、三の問題(『歴史評論』148、校倉書房、1962年)
  • 公営田と正長の経営に関する二、三の問題(『歴史学研究』276、青木書店、1963年)
  • 天津罪と国津罪とその社会的背景(『歴史学研究』290、青木書店、1964年)
  • 里制と戸の関係について(『歴史評論』168、校倉書房、1964年)
  • 日本古代国家成立期の農業労働形態(『日本史研究』76、日本史研究会、1965年)
  • 7世紀における農民経営の変質(1)(『歴史評論』177、校倉書房、1965年)
  • 7世紀における農民経営の変質(2)(『歴史評論』179、校倉書房、1965年)
  • 7世紀における農民経営の変質(3)(『歴史評論』181、校倉書房、1965年)
  • 寄口の史的意義(『歴史学研究』311,38-54、青木書店、1966年)
  • 記紀完成期の国家と人民―律令体制成立史序説(『歴史学研究』339,1-12、青木書店、1968年)
  • 四〜五世紀の倭王と大王(『歴史評論』227,19-40、校倉書房、1969年)
  • 県主と稲置(『日本歴史』260,45-55、吉川弘文館、1970年)
  • 畿内における巨大古墳の編年と王権の性格(1)(『考古学研究』17(2),65-85、1970年)
  • 畿内における巨大古墳の編年と王権の性格(2)(『考古学研究』17(3),50-76、1970年)
  • 畿内における巨大古墳の編年と王権の性格(3)(『考古学研究』17(4),7-35、1971年)
  • 御名代と子代の再検討(『歴史学研究』387,1-12、青木書店、1972年)
  • 宮号の虚実と類型(『日本歴史』292,1-12、吉川弘文館、1972年)
  • 教科書検定と村尾次郎氏の証言(『歴史学研究』389,60-64,55、青木書店、1972年)
  • 神武東遷物語の原形と朝鮮問題(『歴史評論』274,1-11、校倉書房、1973年)
  • 文献にあらわれた鉄(『鉄』、社会思想社、1974年)
  • 六世紀日本の朝鮮侵略と軍事動員体制(『朝鮮史研究会論文集』11,51-71、朝鮮史研究会編、1974年)
  • 伊場遺跡の学術的価値について(『歴史評論』305,9-17、校倉書房、1975年)
  • 武蔵国足立郡の領域と郷名(小野文雄教授退官記念論文集、『埼玉大学紀要 人文科学篇』26,13-21、埼玉大学教養部編、1977年)
  • 共同体の歴史的意義(『史潮』2,49-50、弘文堂、1977年)
  • 埼玉稲荷山古墳出土の鉄剣銘文について(『歴史評論』346,3-19、校倉書房、1979年)
  • 三国志の里程と東冶と水行(『埼玉大学紀要 人文科学篇』30,1-26、埼玉大学教養部編、1981年)
  • 吉備・磐井・偉容を誇る巨大墳墓(『現代の眼』23(1),75-78、現代評論社、1982年)
  • 奈良県明日香村酒船石北遺跡の発掘調査関係資料(『埼玉大学紀要 人文科学篇』41,41-60、埼玉大学教養部編、1992年)
  • 関東地方の渡来文化、渡来人は何をもたらしたか(『歴史読本』臨時増刊236-243、新人物往来社、1994年)
  • 古い時代の文字の発見に想う(『東アジアの古代文化』100,167-168、大和書房、1999年)

書評

  • 洞富雄著『庶民家族の歴史像』(『歴史評論』200,121-123、校倉書房、1967年)
  • 近藤義郎藤沢長治編『日本の考古学4、5 古墳時代』、三上次男楢崎彰一編『日本の考古学6、7 歴史時代』(『考古学研究』14(4),91-95,77、1968年)
  • 藤間生大『日本古代国家』(『歴史評論』221,51-58、校倉書房、1969年)
  • 上田正昭著『日本古代国家論究』(『史学雑誌』78(8),68-74、山川出版社、1969年)
  • 岸俊男著『日本古代政治史研究』(『歴史学研究』353,49-52,44、青木書店、1969年)
  • 石部正志他『古市、百舌鳥古墳群における主要古墳間の連関規制について』をよんで(『古代学研究』62,39-42、古代学研究会、1971年)
  • 原秀三郎編『大系日本国家史1 古代』(『歴史評論』313,93-97、校倉書房、1976年)

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.338
Kembali kehalaman sebelumnya


Index: pl ar de en es fr it arz nl ja pt ceb sv uk vi war zh ru af ast az bg zh-min-nan bn be ca cs cy da et el eo eu fa gl ko hi hr id he ka la lv lt hu mk ms min no nn ce uz kk ro simple sk sl sr sh fi ta tt th tg azb tr ur zh-yue hy my ace als am an hyw ban bjn map-bms ba be-tarask bcl bpy bar bs br cv nv eml hif fo fy ga gd gu hak ha hsb io ig ilo ia ie os is jv kn ht ku ckb ky mrj lb lij li lmo mai mg ml zh-classical mr xmf mzn cdo mn nap new ne frr oc mhr or as pa pnb ps pms nds crh qu sa sah sco sq scn si sd szl su sw tl shn te bug vec vo wa wuu yi yo diq bat-smg zu lad kbd ang smn ab roa-rup frp arc gn av ay bh bi bo bxr cbk-zam co za dag ary se pdc dv dsb myv ext fur gv gag inh ki glk gan guw xal haw rw kbp pam csb kw km kv koi kg gom ks gcr lo lbe ltg lez nia ln jbo lg mt mi tw mwl mdf mnw nqo fj nah na nds-nl nrm nov om pi pag pap pfl pcd krc kaa ksh rm rue sm sat sc trv stq nso sn cu so srn kab roa-tara tet tpi to chr tum tk tyv udm ug vep fiu-vro vls wo xh zea ty ak bm ch ny ee ff got iu ik kl mad cr pih ami pwn pnt dz rmy rn sg st tn ss ti din chy ts kcg ve 
Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9