勝瀬 (海老名市)
勝瀬(かつせ、かっせ[注 2])は、神奈川県海老名市の大字。丁番をもたない単独町名。 地理市内中央部に位置し、中央や国分南などの地区を間に挟んで東西2つの地域に分かれている。2013年現在、東側の地域のみ住居表示が実施されている。 東側の地域は座間丘陵の南部の高台に位置し、住宅化が進行している。一方、西側の地域は相模平野に位置し、海老名市役所など一部の建物を除いて水田が広がっている。 面積面積は以下の通りである[2]。
歴史もともと、「勝瀬」は神奈川県津久井郡日連村(現:相模原市緑区日連)に所在する集落(北緯35度37分0秒 東経139度10分40秒 / 北緯35.61667度 東経139.17778度)であったが、1938年(昭和13年)から始まった神奈川県の相模川河水統制事業によって作られるダム湖(現在の相模湖)に集落全戸が水没することになったため、同年時点で集落にあった住宅64戸のうち、35戸が神奈川県耕地課の斡旋で当時の高座郡海老名村に移住してきた[注 3]。当時の一帯は民家は皆無で、桑畑のほかは林の広がる荒地であったという。 地名の由来「勇ましい川瀬」を意味する。 沿革
世帯数と人口2023年(令和5年)1月1日現在(海老名市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年12月時点)[13]。
事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
主な施設勝瀬(住居表示未実施)
勝瀬(住居表示実施)
交通地内を通る鉄道路線および高速道路・国道はない。最寄の鉄道駅は海老名駅。 道路一般県道
バス西側地域では海老名市役所周辺を相鉄バス・神奈川中央交通・海老名市コミュニティバスの各路線が通り、海老名駅と各方面を結んでいる。 東側地域では北端を相鉄バス、南端を海老名市コミュニティバスの路線が通過し、それぞれ海老名駅と綾瀬市方面・市南部方面を結ぶ。 その他日本郵便脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク
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