八木毅八木 毅(やぎ たけし、1967年[1][2]1月20日[3] - )は、日本の映画監督、特技監督、プロデューサー、作家。 日本映画監督協会会員。 来歴東京都出身[1][2]で、早稲田大学[2]でシネマ研究会に在籍し、卒業後は円谷プロダクションに入社[1]する。 満田かずほが部長を務める第二制作部に配属され、当初はテレビ番組『ウルトラマンM730』のAD、次いで上海市のアニメスタジオ・タスコを担当して数々のコマーシャルフィルムやゲームなどでAD、として勤務したのちに、平成ウルトラセブンで助監督となる。 1996年に『ムーンスパイラル』(ビデオオリジナル版)でディレクターを担当し[1][2]、特撮テレビドラマ『ウルトラマンティガ』、『ウルトラマンダイナ』、『ウルトラマンガイア』で助監督を担当する。 1999年に『ウルトラマンガイア』第49話『天使降臨』で、放送作品の監督と特技監督を兼任する[2]。 2000年に映画『ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY』でビジュアルエフェクトコーディネーターを担当する。 2003年に『ウルトラQ dark fantasy』でメイン監督となる。 2004年に『SDガンダムフォース』で各話を演出する。 2005年に『ウルトラマンマックス』でメインプロデューサーとして企画を立案し、テレビのウルトラシリーズで初めて最終話の監督と特技監督を担当して最多演出となる8本を監督した[1][2]。 2007年に『ULTRASEVEN X』でメイン監督と企画・シリーズ構成を兼任した。2007年末に円谷プロから独立する。 2008年に『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で、劇場映画を監督し、平成のウルトラマン映画で興行収入が最高額となる。 2009年にWOWOWのドラマWで『都市伝説セピア』を監督する。 2013年に『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』の特技監督を担当し、放送クレジットは特撮技術、脚本表記は特殊技術となる。 2014年に映画『The Sward and the Hairpin』(京都フィルムメイカーズラボ)でプロデューサー、映画『学校の怪談 呪の言霊』で特撮、NHK BSプレミアム『ゴジラの大逆襲〜お前は何者か』で取材とディレクター、をそれぞれ担当する。 2015年に『AKBホラーナイト アドレナリンの夜』を監督する 2016年に『AKBラブナイト 恋工場』を監督する。上海で撮影した日本未公開の中国特撮ドラマで特技監督を担当する。 2017年に新感覚ホラードラマ『霊魔の街』の全話を監督する。 2020年にNHK BSプレミアムで『ゴジラとヒロイン』を演出する。 2021年に立東舎より著書『ウルトラマンマックス 15年目の証言録』『ウルトラマンティガ 25年目の証言録』『ウルトラマンダイナ 25年目の証言録』が刊行された。 2022年8月に4冊目の著書『特撮黄金時代 円谷英二を継ぐもの』が刊行。 12月に東京コミコンで新作『AKARI』の東京コミコンバージョン・パイロット映像を公開。これは北米の株式会社naroのオンラインビデオ講座の中で八木毅が担当する特撮講座から派生した作品である。 2023年5月に5冊目の著書『ULTRASEVEN X 15年目の証言録』を刊行。 7月22日 ファンタジア国際映画祭で新作短編映画『AKARI』のワールドプレミアが行われた。 8月25日 6冊目の著書『実相寺昭雄の冒険 創造と美学』が刊行。 監督作品映画
テレビ◎ パイロット(メイン)監督 ★ シリーズ最多演出 △ 最終回担当。太文字の作品は、特技監督兼任。
OV
パイロット版
著書
監督以外の作品
脚注
関連項目外部リンク
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