会津塩沢駅
会津塩沢駅(あいづしおざわえき)は、福島県南会津郡只見町大字塩沢字上田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。 歴史会津線の会津川口駅から只見駅までは、電源開発の専用線を利用して1963年(昭和38年)8月20日に開通しているが、当初この駅は設けられなかった。この駅は開通2年後の1965年(昭和40年)2月1日に、本名駅・会津越川駅・会津大塩駅とともに開業している[2]。 年表
駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅である。ほぼ北東から南西に走る線路の北西側に短いホームを添えただけの簡単なつくりとなっている。ホームは列車1両分の長さしかないため、2両以上の編成を持つ列車では、前側の車輛の扉を使って(ドアカット)の乗降となる。 会津若松駅管理の無人駅で、ホームに接して小さな待合所がある。のちに保線用の小さな倉庫が増築されている。2024年(令和6年)9月には、駅舎の塗装が、同年公開の映画『青春18×2 君へと続く道』のエピソードにちなんだものへと変更された[6][7]。これは、只見線の利用促進を目的に、只見町が映画『青春18×2 君へと続く道』を担当した絵本作家へと依頼したことによる[6][7]。
利用状況「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺駅の南を国道252号が走り、そのさらに南を只見川が流れている。駅の東には上田集落があり、国道は駅の西側にある寄岩橋で只見川を渡っている。駅の北東では、約300メートルほどの所で小塩沢が、約500メートルのところで塩沢川が只見川に注いでおり、只見線と国道はこれらを橋でわたっている。駅付近の集落としては上田のほか小塩沢と塩沢川にはさまれた地点にある林崎、塩沢川の左岸にある高塩があり、さらに上田の集落の東のはずれからは只見川対岸の十島集落へ、十島橋がのびている。駅の南には、標高およそ900メートルの鷲が倉山がそびえている。
隣の駅脚注
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