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会津塩沢駅

会津塩沢駅
駅全景(2023年7月)
あいづしおざわ
Aizu-Shiozawa
会津大塩 (5.5 km)
(3.0 km) 会津蒲生
地図
福島県南会津郡只見町大字塩沢字上田
北緯37度23分36.9秒 東経139度21分18.4秒 / 北緯37.393583度 東経139.355111度 / 37.393583; 139.355111座標: 北緯37度23分36.9秒 東経139度21分18.4秒 / 北緯37.393583度 東経139.355111度 / 37.393583; 139.355111
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 只見線
キロ程 80.9 km(会津若松起点)
電報略号 ツシ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
0人/日(降車客含まず)
-2004年-
開業年月日 1965年昭和40年)2月1日[1]
備考 無人駅
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会津塩沢駅(あいづしおざわえき)は、福島県南会津郡只見町大字塩沢字上田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線である。

歴史

会津線の会津川口駅から只見駅までは、電源開発の専用線を利用して1963年昭和38年)8月20日に開通しているが、当初この駅は設けられなかった。この駅は開通2年後の1965年(昭和40年)2月1日に、本名駅会津越川駅会津大塩駅とともに開業している[2]

年表

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である。ほぼ北東から南西に走る線路の北西側に短いホームを添えただけの簡単なつくりとなっている。ホームは列車1両分の長さしかないため、2両以上の編成を持つ列車では、前側の車輛の扉を使って(ドアカット)の乗降となる。

会津若松駅管理の無人駅で、ホームに接して小さな待合所がある。のちに保線用の小さな倉庫が増築されている。2024年(令和6年)9月には、駅舎の塗装が、同年公開の映画『青春18×2 君へと続く道』のエピソードにちなんだものへと変更された[6][7]。これは、只見線の利用促進を目的に、只見町が映画『青春18×2 君へと続く道』を担当した絵本作家へと依頼したことによる[6][7]

利用状況

「福島県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2004年度(平成16年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 3 [8]
2001年(平成13年) 3 [9]
2002年(平成14年) 3 [10]
2003年(平成15年) 3 [11]
2004年(平成16年) 0 [12]

駅周辺

駅の南を国道252号が走り、そのさらに南を只見川が流れている。駅の東には上田集落があり、国道は駅の西側にある寄岩橋で只見川を渡っている。駅の北東では、約300メートルほどの所で小塩沢が、約500メートルのところで塩沢川が只見川に注いでおり、只見線と国道はこれらを橋でわたっている。駅付近の集落としては上田のほか小塩沢と塩沢川にはさまれた地点にある林崎、塩沢川の左岸にある高塩があり、さらに上田の集落の東のはずれからは只見川対岸の十島集落へ、十島橋がのびている。駅の南には、標高およそ900メートルの鷲が倉山がそびえている。

  • 河井継之助記念館 - 林崎。河井は長岡藩家老で、この地で官軍との戦争のため没したことから記念館がある。山塩資料館を併設している。
  • 塩沢簡易郵便局
  • 民宿いわぶち - 江戸時代の名主屋敷を利用した宿泊施設

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
只見線
会津大塩駅 - 会津塩沢駅 - 会津蒲生駅

脚注

  1. ^ a b c 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越西線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日、23頁。 
  2. ^ a b 「日本国有鉄道公示第52号」『官報』1965年1月28日。
  3. ^ 「通報 ●会津線本名駅ほか3駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1965年1月28日、5面。
  4. ^ 越前勤『東日本大震災「復興」時刻表』講談社、2012年、174-175頁。ISBN 978-4-06-217570-8 
  5. ^ 只見線全線運転再開について』(PDF)(プレスリリース)福島県/東日本旅客鉄道仙台支社、2022年5月18日https://www.jreast.co.jp/press/2021/sendai/20220518_s02.pdf2022年5月18日閲覧 
  6. ^ a b c 【鉄路と生きる】福島県只見町の駅舎、聖地化へ 会津塩沢駅をアートで彩る 映画「青春18×2」の絵本作家描く」『福島民報』2024年9月19日。2024年11月17日閲覧。
  7. ^ a b c 只見線はインバウンド人気で利用増 全線再開2年で見えた課題と期待」『朝日新聞』2024年10月1日。2024年11月17日閲覧。
  8. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2023年5月30日閲覧。
  9. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2023年5月30日閲覧。
  10. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2023年5月30日閲覧。
  11. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2023年5月30日閲覧。
  12. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2023年5月30日閲覧。

関連項目

外部リンク

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