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三日市町駅

三日市町駅
西側バスターミナル
みっかいちちょう
MIKKAICHICHŌ
NK69 河内長野 (1.7 km)
(1.6 km) 美加の台 NK71
地図
所在地 大阪府河内長野市三日市町1125番地
北緯34度26分12.2秒 東経135度34分16.8秒 / 北緯34.436722度 東経135.571333度 / 34.436722; 135.571333座標: 北緯34度26分12.2秒 東経135度34分16.8秒 / 北緯34.436722度 東経135.571333度 / 34.436722; 135.571333
駅番号 NK 70
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 高野線
キロ程 29.7km(汐見橋起点)
難波から29.0 km
電報略号 ミカ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年次-
14,454人/日
-2019年-
開業年月日 1914年大正3年)10月21日
テンプレートを表示

三日市町駅(みっかいちちょうえき)は、大阪府河内長野市にある、南海電気鉄道高野線の駅。駅番号はNK70

快速急行以下の種別が停車する。特急りんかんの一部が当駅に臨時停車したことがある。2005年10月16日のダイヤ改正以降は下り区間急行の多くが当駅を終着とするが、上り各駅停車として折り返す列車もあるため、当駅を始発とする上り区間急行は少なくなっている。また、高野線での準急発着駅としては最南端である。

河内長野市のニュータウンのターミナル駅であると同時に、河内長野駅と同じ高野街道(三日市宿)の最寄駅で観光地奥河内の玄関口でもある。

1973年に駅舎が橋上化された後も長らく設備は遅れていたが、国土交通省の鉄道駅総合改善事業として事業主体となる三日市町駅整備株式会社を設立しリニューアル工事を行い、2007年には設備的にも外見・周辺環境の面からも改善・拡張され、この地域を支える駅の一つとなった。

歴史

駅構造

三日市町駅 配線図

河内長野駅

STRg STRf
PSTR(R) PSTR(L)
PSTR(R) PSTR(L)
STRg STRf

美加の台駅

以前の三日市町駅は、1面2線の島式ホームで、北西側に駅舎があった。1972(昭和47)年~1974(昭和49)年に実施された河内長野~三日市町間の複線化に合わせて、三日市町駅は南側(橋本方面)にいったん仮設ホームが建設され、旧ホームを撤去した上で、相対式2面2線の現ホームと橋上駅舎、南側のY線型の半地下式折返し電留線が1本などが建設された[12]

現在のホーム有効長は8両である。1995年まで、林間田園都市駅を越えて、橋本~高野山方面を6両編成以上の列車は当駅で車両増減を行い、当駅以南は4両編成で運転していた。その後、橋本駅に変更時にズームカー・急行10両運転も開始したが、当駅では増結作業を実施せず、次の河内長野駅4番のりばで行うことになった。(2003年に廃止)

改札口は駅舎2階と1階の2ヶ所あり、2階改札口には窓口があり、改札機5台(うちICカード専用1台)と券売機2台、精算機1台で、チャージ機は設置されていない。1階改札口は2番線と直接出入りする構造で、駅員が配置されておらず、券売機も1台のみのため乗車駅証明書発行機があり、改札機はICカード対応の2台が設置されている。改札内にエスカレーターエレベーターがそれぞれ2基、改札外にエレベーター1基が設置されている。

のりば

のりば 路線 方向 行先[13]
1 高野線 下り 高野山方面
2 上り なんば方面

利用状況

2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員14,454人(乗車人員:7,258人、降車人員:7,196人)で、南海の駅全100駅中21位である[南海 1]

また、2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は、12,166人[南海 2]で、南海の駅全100駅中22位である[南海 2]

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。

年次 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
順位 出典
1990年(平成02年) 25,400 12,960 - [府統計 1]
1991年(平成03年) 26,195 13,361 - [府統計 2]
1992年(平成04年) 26,213 13,406 - [府統計 3]
1993年(平成05年) 26,202 13,439 - [府統計 4]
1994年(平成06年) 26,033 13,374 - [府統計 5]
1995年(平成07年) 26,132 13,392 - [府統計 6]
1996年(平成08年) 25,659 13,382 - [府統計 7]
1997年(平成09年) 24,775 12,700 - [府統計 8]
1998年(平成10年) 24,318 12,518 - [府統計 9]
1999年(平成11年) 23,359 12,067 - [府統計 10]
2000年(平成12年) 22,602 11,664 - [府統計 11]
2001年(平成13年) 21,907 11,308 - [府統計 12]
2002年(平成14年) 21,438 11,064 - [府統計 13]
2003年(平成15年) 21,126 10,892 14位 [府統計 14]
2004年(平成16年) 20,459 10,554 - [府統計 15]
2005年(平成17年) 20,008 10,342 - [府統計 16]
2006年(平成18年) 19,535 10,076 - [府統計 17]
2007年(平成19年) 19,538 10,063 - [府統計 18]
2008年(平成20年) 19,192 9,866 - [府統計 19]
2009年(平成21年) 18,489 9,501 - [府統計 20]
2010年(平成22年) 18,028 9,245 - [府統計 21]
2011年(平成23年) 17,556 8,986 18位 [府統計 22]
2012年(平成24年) 17,128 8,756 19位 [府統計 23]
2013年(平成25年) 16,923 8,691 19位 [府統計 24]
2014年(平成26年) 16,014 8,178 19位 [府統計 25]
2015年(平成27年) 15,721 7,995 19位 [府統計 26]
2016年(平成28年) 15,299 7,784 19位 [府統計 27]
2017年(平成29年) 15,049 7,651 19位 [府統計 28]
2018年(平成30年) 14,669 7,408 20位 [府統計 29]
2019年(令和元年) 14,454 7,258 21位 [府統計 30]

年度の1日平均乗降人員数は下表の通り。

年度 1日平均
乗降人員
順位 出典
2018年(平成30年) 14,668 20位 [南海 3]
2019年(令和元年) 14,443 21位 [南海 3]
2020年(令和02年) 11,447 20位 [南海 3]
2021年(令和03年) 11,176 20位 [南海 2]
2022年(令和04年) 11,814 21位 [南海 2]
2023年(令和05年) 12,166 22位 [南海 2]

駅周辺

駅周辺は大規模な新興住宅地が広がっている。駅西側は再開発により駅前ビルフォレスト三日市が2階改札口とペデストリアンデッキでつながれていて、各ニュータウンへつながるバスターミナル(駅前西側交通広場)がある。また、駅東側にもバスロータリーがある。

再開発前の駅周辺は古くからの宿場町であったため、大型車両の進入が困難であり駅から徒歩5分ほどのバス転回場(三日市町駅筋バス停)や旧三日市町駅前(三日市町前通り)バス停などで発着していた。2007年の再開発で駅西側に新設されたバスターミナルと従来の東ロータリーに発着点を変更し供用されるようになった。

バス

路線バス

南海バス[14] ※全て河内長野営業所担当。

西側バスターミナル(三日市町駅前)
  • 0番のりば
    • 412・413・414・436・439系統:河内長野駅前行き
  • 1番のりば
    • 清見台団地線
      • 434・434C系統:清見台回り
  • 2番のりば
    • 岩湧線
      • 412系統:加塩経由 神納行き
    • 南青葉台線
      • 413・430・480・480C系統:南青葉台方面
    • 加塩・南ヶ丘線
      • 431系統:加塩経由 南ヶ丘行き
    • 加塩・大矢船西町線
      • 435系統:加塩経由 大矢船西町行き
  • 3番のりば
    • 南花台・南ヶ丘線
      • 414・432・432C系統:南花台経由 南ヶ丘行き
    • 南花台・大矢船西町線
      • 433・439系統:南花台経由 大矢船西町行き
    • 岩湧線
      • 436系統:南花台経由 神納行き
    • 加塩・南花台循環
      • 437系統:右回り
      • 438系統:左回り
  • 4番のりば

楠ヶ丘地域乗合タクシー くすまる[16]

  • 烏帽子台方面
東側ロータリー(三日市町駅東)
東側ロータリー
  • 6番のりば
    • 南青葉台線(平日の7時台と17時から最終(23時)のみ)[17]
      • 413・430・430C系統:南青葉台方面

深夜急行バス

南海バス

商業施設

フォレスト三日市

金融機関

  • 三日市郵便局

学校

幼稚園

大規模住宅地

駅西側

駅東側

  • 清見台(きよみだい)
  • 日東町(にっとうちょう)
  • 大師町(だいしちょう)

名所旧跡

駅名について

1914年(大正3年)の開業時より三日市町駅だが、所在地は当時、南河内郡三日市村だった。「町」を付けた経緯は不明であるが、1910年明治43年)開業の北陸本線三日市駅(現・黒部駅)への配慮や、高野街道宿場町であったことなどが考えられる。ちなみに三日市駅(現・黒部駅)の所在地は当時、下新川郡三日市町だった。

隣の駅

南海電気鉄道
高野線
快速急行・急行・区間急行・各停
河内長野駅 (NK69) - 三日市町駅 (NK70) - 美加の台駅 (NK71)
準急(当駅 - 堺東駅間の各駅に停車)
河内長野駅 (NK69) - 三日市町駅 (NK70)

脚注

注釈

  1. ^ 当時美加の台駅は未開業。
  2. ^ なお、発着する全ての電車が「先発電車」となるにもかかわらず、この表示機には「先発」の表示がなされる部分がある(フラップ式の時代にはこの旨の表示はなかったが改札上部の案内板には存在していた)。

出典

  1. ^ a b 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、662頁。doi:10.11501/11952631 
  2. ^ 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、663頁。doi:10.11501/11952631 
  3. ^ 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、664頁。doi:10.11501/11952631 
  4. ^ 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、672頁。doi:10.11501/11952631 
  5. ^ 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、673頁。doi:10.11501/11952631 
  6. ^ a b c 南海電気鉄道『複線化工事の記録 高野線(河内長野〜橋本間)』南海電気鉄道、1997年、4、9-10、84-86頁。 
  7. ^ 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、709頁。doi:10.11501/11952631 
  8. ^ 南海電気鉄道株式会社『南海電気鉄道百年史』南海電気鉄道、1985年、710頁。doi:10.11501/11952631 
  9. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  10. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  11. ^ 特急りんかんの「三日市町駅」臨時停車について - 南海電気鉄道、2013年12月10日閲覧
  12. ^ 南海電気鉄道株式会社『複線化工事の記録 高野線(河内長野~橋本間)』1997年、p9~10
  13. ^ 三日市町駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
  14. ^ 南海バス運行系統図 河内長野営業所 2023年12月16日現在” (pdf). 南海バス. 2024年8月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。
  15. ^ モックルコミュニティバス 路線図” (pdf). 河内長野市. 2024年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。
  16. ^ 乗合タクシー くすまる” (pdf). 河内長野市. 2024年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。
  17. ^ 三日市町駅ポケット時刻表” (pdf). 南海バス. 2024年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。
  18. ^ 梅田・なんば発 金剛・千代田・河内長野・三日市町・美加の台・林間田園都市 方面|南海バス”. 南海バス. 2024年9月16日閲覧。

利用状況の出典

大阪府統計年鑑
南海電気鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ ハンドブック南海2020 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
  2. ^ a b c d e 南海電気鉄道株式会社 (2024年7月). “2024 HAND BOOK NANKAI”. p. 57. 2024年9月7日閲覧。
  3. ^ a b c 南海電気鉄道株式会社 (2021年8月). “2021 HAND BOOK NANKAI”. p. 77. 2024年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月16日閲覧。

関連項目

外部リンク

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