マラーヘル
マラーヘル (Maraahel) はアイルランドで生産された競走馬、種牡馬。 経歴競走馬時代2003年、2004年(2歳、3歳)2歳時の8月に競走馬デビュー戦を迎え、その後デビュー2戦目で初勝利を挙げた。初勝利後は準重賞競走で4着となり、レース後は休養に入り3戦1勝で2歳を終えた。 3歳となって、休養明け3戦目となった重賞競走初挑戦となるゴードンステークス (G3) を制して重賞競走初勝利を挙げた。しかし続くG1競走初挑戦となるセントレジャーステークスはルールオブローに敗れて4着となり、その後は休養に入った。 2005年(4歳)古馬となり、休養明け初戦はドバイに遠征してドバイシーマクラシックに出走したがフェニックスリーチに敗れて8着だった。帰国後はジョンポーターステークス (G3) で5着、続くハクスレイステークス (G3) を制して重賞競走2勝目を挙げた。その後も重賞戦線を走り、4戦で2着1回、3着3回と好走するが勝利はできなかった。12月には香港へ遠征して香港カップで3着となっている。 2006年(5歳)この年も前年に続きドバイへ遠征し、初のダート戦となるドバイワールドカップに出走したがエレクトロキューショニストに敗れて6着だった。帰国後は前年と同じローテーションを走り、ジョンポーターステークス (G3) で前年と同じく5着、続くハクスレイステークス (G3) で連覇を達成、前年2着だったハードウィックステークス (G2) も制した。そして重賞競走2連勝で挑んだキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスではハリケーンランに敗れて6頭中5着だった。続くインターナショナルステークスでは、勝ったノットナウケイトから短頭差での2着、12月には前年に続いて香港へ遠征して香港ヴァーズで5着となり、レース後は休養に入った。 2007年(6歳)4月、休養明け初戦の3年連続出走となるジョンポーターステークス (G3) を制して重賞競走5勝目を挙げた。続くハクスレイステークス (G3) も制して同競走3連覇を達成した。しかし次のコロネーションカップではスコーピオンに敗れて3着だったが、続くハードウィックステークス (G2) では2着となったスコーピオンに競り勝ち同競走連覇を達成した。そして迎えた2年連続出走となるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスではディラントーマスに敗れての3着だった。次走はアイルランドへ遠征し、アイリッシュチャンピオンステークスで5着、続くチャンピオンステークスでは10着という結果に終わり、レース後は休養に入った。 2008年(7歳)休養明け初戦は4連覇の懸かったハクスレイステークス (G3) に出走したが2着だった。続く3連覇の懸かったハードウィックステークス (G2) は3着、そしてエクリプスステークスで最下位となる8着という結果に終わり、この競走を最後に競走馬を引退した。重賞競走では7勝したが、G1競走では2着1回、3着5回と好走したが結局勝利はできなかった。 種牡馬時代トリニダード・トバゴの種牡馬組織に購入され、8歳となった2009年よりトリニダード・トバゴで種牡馬となることになった。 血統表
血統背景外部リンク
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