マテウス・ウリベ
アンドレス・マテウス・ウリベ・ビジャ(Andrés Mateus Uribe Villa、1991年3月21日 - )は、コロンビア・メデジン出身のプロサッカー選手。コロンビア代表。カタール・スターズリーグ、アル・サッド所属。ポジションはMF。 来歴キャリア初期コロンビアのメデジンで生まれたウリベは、エンビガドFCのユースチームに加わったが、トップチームでの出場機会は限られていたため、アンティオキア県の地域リーグで1年間プレーした後、アルゼンチンサッカー3部リーグのデポルティーボ・エスパニョールでプロ初試合を経験して、そこで4試合で2得点を挙げた。コロンビアに帰国後は、エンビガドFC、デポルテス・トリマ、アトレティコ・ナシオナルのレギュラー選手としてプレーした[1]。 アメリカ2017年8月1日、ウリベはメキシコのリーガMXのクラブ・アメリカに加入した[2]。 加入初年度には、クラウスーラ(後期リーグ戦)で通算14ゴールを挙げる活躍をし[1]、2018年のクラウスーラ・ベストイレブンに選出された[3]。 ポルト2019年8月5日、FCポルトと4年契約を締結した[4]。加入から9日後、ホームスタジアムで行われたUEFA CL予選のFCクラスノダール戦2ndレグで、負傷したセルジオ・オリヴェイラに代わって途中出場しポルトでのデビューを果たした[5]。11月、チームメイトのルイス・ディアス、アグスティン・マルチェシン、レンソ・サラビアとともに、ウリベの妻の誕生日パーティーを夜明けまで行ったとして、ボアヴィスタFCとのダービーゲームは出場停止処分となった[6]。 シーズン最終日の2020年7月25日、SCブラガ戦でポルトでの初ゴールを決めたものの、試合は1-2で逆転負けした[7]。 翌年の2月10日、同じくブラガとのタッサ・デ・ポルトガル準決勝では、ダヴィド・カルモがルイス・ディアスのプレーによって救急車で運ばれる事態となった。VARの結果、ディアスのプレーは意図的ではなかったと認められたものの、ディアスはレッドカードを提示され退場となった。この中断による15分間のアディショナルタイムの際、アンドレ・オルタとの一騎打ちの後、カッとなったウリベは近くのリカルド・エスガイオに頭突きし、その場で退場処分となった[8] アル・サッド2023年6月5日、ウリベはQSLのアル・サッドと3年契約を結んだ[9]。 代表2017年1月25日、リオデジャネイロで行われたブラジル戦でコロンビア代表デビューを果たした[10]。 2018年6月4日、ウリベは2018 FIFAワールドカップの最終メンバー23人に選ばれた[11]。 大会では4試合のうち3試合に出場し、セネガル戦では先発出場した[12]。 ラウンド16のイングランド戦では、既にイエローカードをもらっていたカルロス・サンチェスに代わって79分から出場。後半終了間際にウリベのシュートからコーナーキックを獲得すると、ジェリー・ミナが値千金の同点ゴールを決めた。その後、延長戦でも勝敗は決まらずPK戦に突入。ウリベは4人目のキッカーを務めたが、シュートはクロスバーを直撃。5人目のカルロス・バッカも決められなかったため、コロンビアは準々決勝進出を逃した[13]。 2019年6月9日、ブラジルで開催されるコパ・アメリカに先立って行われたペルーとの親善試合では、自身の代表初ゴールを含む2ゴールを挙げた[14]。 代表歴出場大会試合数
得点
タイトル
脚注
外部リンク
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