CONCACAFチャンピオンズリーグ
CONCACAFチャンピオンズカップ(英: CONCACAF Champions Cup, 西: Copa de Campeones de la CONCACAF)は、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)が主催する、クラブチームによるサッカーの大陸選手権大会である。優勝チームにはコパ・インテルアメリカーナおよびFIFAクラブワールドカップへの出場権が与えられる。 概要1962年から2008年まで行なわれていた「CONCACAFチャンピオンズカップ」が前身で、2008-09シーズンに「CONCACAFチャンピオンズリーグ」に改編され、参加クラブ数も8チームから24チームへと大幅に拡大された。2018年に再度改編を行い、グループリーグを廃止して16チームがトーナメント方式で争っていた。しかし、2024年大会より「CONCACAFチャンピオンズカップ」に再改名され、参加クラブ数も27チームに増加する。 2006年以降メキシコ勢の優勝が続いており、現大会名になった2008-09シーズン以降、メキシコ以外のクラブが決勝に進出したのは、アメリカのレアル・ソルトレイク、ロサンゼルスFC、シアトル・サウンダーズと、カナダのモントリオール・インパクト、トロントFCの5クラブしかない。 開催方式第1次チャンピオンズカップ時代幾度もの変遷を経たが、大会の晩年(2004年 - 2008年)は、アメリカ合衆国とメキシコから2チームずつ、コパ・インテルクルベスUNCAFの上位3チーム、CFUクラブチャンピオンシップの優勝チームの計8チームがノックアウトトーナメントで優勝を争った。 チャンピオンズリーグ時代2008年 - 2017年CONCACAFチャンピオンズリーグへの改編に伴い、参加チームが24チームに拡大された。予備予選の勝者8チームとシード8チームが4チーム×4グループに分かれ、ホーム・アンド・アウェーの総当たり戦によるグループリーグを行う。各グループの上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。準々決勝の組み合わせは、グループリーグ1位が別のグループのリーグ2位と対戦するよう決められる。グループリーグへのシード権はアメリカ合衆国とメキシコから2チームずつ、中米地区から4チーム(コスタリカ、ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルかパナマ)の計8チームに与えられる。なお、決勝トーナメントはアウェーゴール方式を適用したホーム・アンド・アウェー形式で行われる。 新しくなった2012-13シーズンのフォーマットでは、参加24チームが3チーム×8グループに分かれ、ホーム・アンド・アウェーの総当たり戦によるグループリーグを行う。各グループの勝者が決勝トーナメントへ進出する。準々決勝以降の組み合わせはグループリーグの成績、すなわち勝ち点と得失点に基づいた「1位vs8位」「4位vs5位」「2位vs7位」「3位vs6位」のタスキがけ方式で決められる。
スタジアム要件を満たせず、参加できなかったの国の出場枠は、別の中米地区の国の出場枠に加算される。なお、過去に中米サッカー連合の加盟国ではコパ・インテルクルベスUNCAFという予選大会を経てチャンピオンズカップに進出できる権利があったが、2008年にチャンピオンズリーグと改名されて以後は、この大会が廃止となり、加盟国のクラブランキングを基に当大会に出場できるチーム数が制定されるようになった。 2018年 - 2023年2018シーズンより大幅にフォーマットが変更された[1]。
2020シーズンには出場枠の変更が行われ、中米5か国(エルサルバドル・コスタリカ・パナマ・ホンジュラス・グアテマラ)からCONCACAFチャンピオンズリーグに直接出場できる枠はなくなり、CONCACAFリーグから参加することとなった。一方で、CONCACAFリーグについては出場チーム総数が16から22(カナダから1チーム、中米地区から18チーム、カリブ海地区から3チーム)、CONCACAFリーグからCONCACAFチャンピオンズリーグに出場できる枠は6に増やされた[2]。
第2次チャンピオンズカップ時代2024年 -2021年9月、CONCACAFは2024年に始まるトーナメントの拡大を発表した。トーナメントは2018年から使用されているノックアウト形式は維持するが、参加クラブは27チームに増加する。2023年6月6日、新しいフォーマットに合わせて、大会名を「CONCACAFチャンピオンズカップ」に改名した事を発表した[3]。 結果※注 統計クラブ別成績
注:優勝年度及び準優勝年度は、優勝が決定した年を並べている。例えば、2008-09年度王者は2009年としている。 クラブ所在国別成績
脚注
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