ボッパルト
ボッパルト(Boppard)市は、ドイツ西部のラインラント=プファルツ州に属する市。ボンから東南におよそ70kmのライン川沿岸に位置する。面積はおよそ75平方km。人口はおよそ1万6500人。ワインの産地としても有名。 歴史ローマ帝国の時代、恐らく皇帝クラウディウス治下(紀元後41‐54年)、ローマ軍の城砦が築かれたと思われる[2]。ボッパルトの考古学公園(Der archäologische Park Boppards)においては、4世紀に遡る城砦の極めて保存状態の良い遺跡を見ることができる[3]。その地の「軍隊浴場に、軍隊の撤退後に、しかしまだローマ時代のうちに、聖堂区聖堂が建立された」[4]。メロヴィング王朝以後、王領地となり、11世紀ハインリヒ4世は市場開設地を置いた。ホーエンシュタウフェン家は強力な軍事拠点にした[5]。「ローマ時代の防備設備は存在し続けた。1200年と1250年の間の時期になって初めて、周壁の修復と都市の中心部の拡大とが必要になった」[4]。中世において市の統治機構である「市参事会は五人の貴族的騎士参事会員、十二人の市民的会員、そして都市書記で構成されていた」[6]。 日本とのかかわりフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトがここで生活し「日本文書」を著した。また平成5年(1993年)には、明仁天皇、皇后美智子(いずれも当時)が訪れた。また、1965年(昭和40年)に、日本の東京都青梅市と姉妹都市提携を結ぶ。 姉妹都市名所・旧跡
出身者
引用
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