ブルドックソース
ブルドックソース株式会社(英: BULL-DOG SAUCE CO.,LTD.[3])は、東京都中央区に本社を置く調味料メーカーである。 社名の英語表記はBull-Dogであるが、日本語表記はブルドッグではなくブルドックが正しい。これは創業者が命名時に濁音が続く語感を避けるため、あえて使い分けたという[4]。 概要家庭用・業務用のソース、その他調味料の製造販売をしている。取扱品目は、とんかつ、お好み焼き、ソース焼きそばなどに利用されるウスターソースや濃縮ソースをはじめ、ドレッシング(和風ソース)等の用途別ソース類の他、和風スパゲティー素材「まぜりゃんせ」シリーズ、発芽玄米など。2005年(平成17年)には、イカリソースのブランドを取得し関西地方の市場を強化した。また2019年にはミツワソースで知られる広島地盤のサンフーズを企業買収し、グループで西日本での販売エリアを強化している。 「ブルドックソース」の「ブルドック」は、1900年頃の日本で外来犬のブルドッグがペットとして流行しており、洋食も外来ゆえ「ブルドッグのように可愛がってもらいたい」との意味から採用された。現在も会社のシンボルマークにブルドッグ犬のイラストが使われている。 なお、同社は業務用より個人需要向けのシェアが高く首都圏のシェアは50%以上。また中濃ソースが主力商品であるが、中濃ソースを初めて開発した企業はキッコーマン[5]であり、同社は後発(1966年)である。 沿革
事業所本社工場支店・営業所
広報活動提供番組(過去)CMキャラクター(過去のものを含む)
映画
製品ギャラリー
ブルドックソース事件2007年に米国投資ファンドのスティール・パートナーズがブルドックソースに対して敵対的TOBを発表した、いわゆる「ブルドックソース事件」でも知られる。買収への対抗策として、ブルドックソースは日本初となるポイズン・ピルと呼ばれる買収防衛策を実施した。スティール・パートナーズも対抗し法廷闘争にもつれ込んだが、最終的に最高裁でブルドックソースが勝利を収めた。 →詳細は「ブルドックソース事件」を参照
脚注注釈出典
関連項目外部リンク |