『ファミスタ3』(Famista 3)はナムコが1993年10月29日に発売したゲームボーイ用ソフト。日本国内でのみ発売。
概要
本作よりバッテリーバックアップが搭載され、MSX2版以来となるオリジナルチームの作成が可能になった。但し、MSX2版や『ファミスタ88』のようなオリジナルチームの叩き台となるデータは存在しない。
ゲームモード
- こうしきせん - エディットチームを含む14チームから1チームを選んで他の13チームと対戦する。
- オールスター - 前作『ファミスタ2』と同様に4種類の選抜チームが選択可能なオールスター戦。
- チームへんせい - エディットチームの管理。
- スコアブック - 球場別・球団別の成績やプレイヤー個人のデータが閲覧可能。
チーム編成(エディット)
最初に他の13チームからオリジナルチームのベースとなるチームを選択してデータをコピーし、球団名を付ける。球団名と選手名は自由に変更可能であるが、略称は初期設定名・オリジナルズ(Originals)の「O」で固定されている。
また、公式戦で勝利すると蓄積されて行くチームポイントを消費して他チームの選手を個別にコピーし、既存の選手と入れ替えることが可能である。この他、ナムコが発売していた周辺機器・バーコードボーイを使用してバーコードを読み取りオリジナル選手を登録することも可能である[1]。
登場するチーム
- セントラル・リーグ
- パシフィック・リーグ
- その他
- ナムコスターズ - シリーズ恒例となっているナムコキャラクターのオールスターチーム。
オールスター
『ファミスタ'92』と同じ。前作と同様、公式戦の14チーム(エディットチーム含む)とオールスターチームを対戦させることは出来ない。
- オールセントラル
- オールパシフィック
- オールイースタン(巨人・ヤクルト・横浜・西武・日本ハム・ロッテ)
- オールウエスタン(中日・阪神・広島・近鉄・オリックス・ダイエー)
球場
以下の3種類の球場から選択可能。
- うまか〜ドーム - 本作の発売年に開業した福岡ドームがモデルの開閉式ドーム球場。両翼100m・センター122mの人工芝グラウンド。
- ひらめ球場 - 内野にも天然芝が敷き詰められている野球場。センターが125mと通常の規格より広いだけでなく、両翼も右翼95m・左翼115mとレフト側が極端に広くなっている。
- かれい球場 - 内野が土・外野が天然芝の野球場。ひらめ球場とは逆に、両翼も右翼110m・左翼99mとライト側がやや広い。センターはひらめ球場と同じ125m。
備考
本作はファミスタシリーズにおいて、イチローが「すずき」の選手名で初めて登場したタイトルである。
脚注
- ^ 専用ソフトではないのでバーコードボーイが無くてもプレイ自体は可能。なお、スーパーゲームボーイ(スーパーファミコン周辺機器)・ゲームボーイアドバンス及びSPで起動する場合はバーコードボーイの接続が出来ない。スーパーゲームボーイ2やゲームボーイポケット、ゲームボーイプレーヤー(ゲームキューブ周辺機器)で使用する場合は別途、ゲームボーイポケット専用変換コネクタを用意すれば接続可能。
関連項目
外部リンク
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登場球団・選手・球場 | |
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制作スタッフ | |
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