バッファロー (原子力潜水艦)
バッファロー(USS Buffalo, SSN-715)は、アメリカ海軍のロサンゼルス級原子力潜水艦の28番艦。艦名はニューヨーク州バッファローに因んで命名された。都市名を持つ艦としては未完成のファーゴ級軽巡洋艦5番艦(CL-110)以来3隻目だが、初代バッファロー(CL-99)も起工直後に空母バターン (CVL-29)に改名・改造されているため、バッファローの名で就役したのは初めてである。ハルナンバー採用以前の2隻の「バッファロー号」はアメリカバイソンの通称に由来するといわれる。 艦歴バッファローの建造は1976年2月23日にバージニア州ニューポート・ニューズのニューポート・ニューズ造船所に発注され、1980年1月25日に起工した。1982年5月8日にジョアン・ケンプ夫人によって命名、進水し、1983年11月5日にG・マイケル・ヒューイット艦長の指揮下就役した。 1999年にバッファローはドライデッキ・シェルター(Dry Deck Shelter, DDS)の搭載ができるように改修が行われた。2002年にはハワイ州真珠湾で乾ドック入りし、ハワイで核燃料を補給した最初の艦となった。 2005年11月後半には内蔵衛星通信機で情報収集できる水中グライダーを格納するためにDDSが使用された。2017年5月、退役した。 関連項目外部リンク |