ノーザンホースパーク(Northern Horse Park)は、北海道苫小牧市字美沢にある社台グループの体験型公園・テーマパーク。株式会社ノーザンホースパークが運営している。1989年(平成元年)7月開園。広さは478,982 m2。
「馬と大地と人との絆」をテーマにしているように、乗馬・馬車・ハッピー ポニーショーなどの馬のアトラクション、蹄鉄に装飾するホースシュースタンド作りなどの体験プログラムのほか、家族で楽しめる各種イベント、レストラン、馬グッズを集めた売店などが用意されている。
毎年7月に行なわれる競走馬のセリ市場、セレクトセールの会場でもある。
2007年にバーベキューハウス「バックヤードグリル」が、2011年にチャペル&パーティレストラン「ディアド ブエナビスタ」がオープンした。
所在地
代表者
吉田勝己[注 1](よしだかつみ)
営業時間
料金
入場料
年間入園パスポート
※夕方16時以降、冬季は無料
フリーパスポート(夏期間のみ)
- 大人 : 2,700円
- 小学生以下 : 2,200円
観光ひき馬
(悪天候時はインドア乗馬場内にて行なっている)
観光馬車(降雪期は馬そり)
- 大人 : 600円
- こども (3歳~小学生): 300円
主な施設
- ディアド ブエナビスタ(結婚式場 冬季はレストランとして営業している。)
- K's (ケーズ)ガーデン(道内最大級の庭園を眺めながら食事ができる。結婚式も行われている)
- パラッツォ・ベガ ポニー館(日本初の全天候型ポニーショー専用会場)
- バックヤードグリル(無煙グリルのバーベキューハウス)
- ホースギャラリー(社台グループ/ノーザンファームで生産、育成された馬たちの博物館)
- インドア乗馬場(全天候型の覆馬場。毎年7月に開催されるセレクトセールの会場)
- ライディングエリア(障害飛越競技・馬場馬術競技・ウェスタン競技の会場)
アクセス
繋養馬
後述するような引退競走馬などのサラブレッド種の他にも数多くの種類の馬が在籍しており、約80頭の馬たちが生活している。
- ポニーも繋養されているがそのうちの1頭「チッチ」(2010年生・牡)はサッカーボールを使った曲芸が得意である。本パークが2015年にコンサドーレ札幌とのクラブパートナーシップを締結した際、チッチは背番号「77」を与えられクラブの一員(名誉選手に近い扱い)となった[1]。
- ポニーの「すーちゃん」は2016年冬よりAmazonのCMに登場している。
繋養引退馬
2024年9月14日現在[2][3]。太字は勝利したGI級競走。
過去に繋養されていた引退馬
GI級競走優勝馬
重賞競走優勝馬
その他の馬
繋養されるとの報道があった引退馬
その他
- 社台スタリオンステーションの種牡馬見学についてノーザンホースパークホームページ内で紹介しているが、これは代表取締役社長である吉田勝己が社台スタリオンステーション代表取締役であることとノーザンホースパークが社台グループの一つと位置づけられている関係がある。
- 馬術大会が5月から9月にかけて毎月1回開催されている。
- 2017年よりホーストレッキング、体験乗馬を開始した。
脚注
注釈
- ^ 正式には己(おのれ)ではなく「已」が正しい。
- ^ 年によって期間は異なる。
出典
関連項目
- 吉田善哉(社台グループ創業者)
- 吉田和子 (吉田善哉の妻。K's ガーデンの「K」の由来。K'sガーデンは吉田勝己が若い頃海外で見たきれいな庭がある馬の牧場への憧れが詰まっている)
- ノーザンテースト(社台グループが日本に導入し、大活躍した種牡馬。園内のレストランで使っている皿にイラストが描かれている。)
- ベガ(園内の建物「パラッツォ・ベガ ポニー館」の由来)
- ブエナビスタ(GIレース6勝の名牝、「ディアド ブエナビスタ」の由来。スペイン語で「素晴らしい景色」、「絶景」を意味する)
- ノーザンファーム空港牧場(ノーザンホースパークに隣接する牧場)
外部リンク
座標: 北緯42度46分43.5秒 東経141度44分19.4秒 / 北緯42.778750度 東経141.738722度 / 42.778750; 141.738722