ドラミアン
ドラミアン(英: Drumian)は、地質時代名の一つ。約5億450万年前から約5億50万年前にあたる、カンブリア紀の三番目の世を三分した中期。前の期はカンブリア紀の三番目の世の前期のウリューアン、次の期は三番目の世の後期ガズハンジアン[1]。日本語ではドラム期とも呼ばれる[2]。 GSSP国際標準模式層断面及び地点(GSSP)はアメリカ合衆国ユタ州ミラード郡のドラム山脈のドラミアン・セクション (北緯39度30分42秒 西経112度59分29秒 / 北緯39.5117度 西経112.9915度)に位置し[3]、地質時代名もドラム山脈にちなむ。当該セクションは石灰質堆積土の連続であるウィーラー累層の露頭である。ドラミアン階の正確な基底は、ウィーラー累層の基底から62メートル上の葉理を示す石灰岩である[4]。 ドラミアン期の始まりは三葉虫のプティチャグノストゥス・アタヴスが示準化石とされる[5]。 脚注出典
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