ディヴァインプロポーションズ
ディヴァインプロポーションズ (Divine Proportions) はフランスの競走馬および繁殖牝馬。2004年カルティエ賞最優秀2歳牝馬、2005年カルティエ賞最優秀3歳牝馬。馬名はフランス語で「神の均整」の意。 概要短距離から中距離、馬場を問わないオールラウンダーの馬としてラストランのジャック・ル・マロワで4着に敗退するまで無敗を誇った名牝である。主戦騎手はクリストフ・ルメール。 戦跡デビューから重賞2勝を含む3連勝でフランスのG1、モルニ賞に挑む。単勝2番人気ながら不良馬場を全く苦にせずLaymanに1と2分の1馬身差をつけ快勝、G1初勝利をあげる。続くマルセルブサック賞 (G1) でも勝利し、この年のカルティエ賞最優秀2歳牝馬を受賞する。 翌年初戦のグロット賞 (G3) を休み明けながら2馬身差で快勝。本番のプール・デッセ・デ・プーリッシュも5馬身差で圧勝する。さらにディアヌ賞でも距離不安を囁かれながらも3馬身差の圧勝でフランス牝馬二冠を達成した。この後もアスタルテ賞 (G1) を勝ち、デビューからの連勝を9としたが続くジャック・ル・マロワ賞ではDubawiから6馬身離された4着と惨敗し、連勝もストップした。このレースでは半兄のWhipperが2着に入っている。その後、前肢の腱を負傷し引退、繁殖牝馬になった。 競走成績
繁殖牝馬引退後は繁殖牝馬となり2006年にはジャイアンツコーズウェイと、2007年にはエーピーインディと交配した。 血統表
血統背景半兄にジャック・ル・マロワ賞などを勝ったWhipperがいる。Whipperの父は、本馬の父Kingmamboの全弟Miesque's Sonなので本馬とは同じ血統構成となっている。祖母MilliemeはShirley Heightsの全妹にあたる。当馬の母の父はSadler's Wellsであり、父Kingmambo、母の父Sadler's Wellsはエルコンドルパサーと同じ配合である。 外部リンク
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