ジャパネットブロードキャスティング
株式会社ジャパネットブロードキャスティングは、「BSJapanext」などのチャンネル名でBSデジタルテレビジョン放送を手がける衛星基幹放送事業者。ジャパネットホールディングスの子会社。 概要・沿革開局2019年(令和元年)5月20日、総務省に対し「BS Japanet Next」の名称でBSデジタル放送の新規参入申請を行い[2]、同年9月9日、総務省から認可された[3][4]。 ジャパネットホールディングスの事業子会社であるジャパネットたかたは、2001年(平成13年)3月24日から2021年(令和3年)3月31日まで通販専門チャンネル「ジャパネットチャンネルDX」を運営していたが、一旦終了させた上で別の新たなテレビ局として通販番組だけでなくアニメ・スポーツ・地域情報などの総合編成を行う[注釈 1][注釈 2][9]。日本民間放送連盟及び同連盟などが運営する放送倫理・番組向上機構には開局から1年6か月後となる2023年10月1日に準会員として加盟した[10]。衛星放送協会、全日本テレビ番組製作社連盟の正会員でもある[11][12]。視聴者センターの電話番号は非公開としており、局や番組への問い合わせや意見等はホームページではメールかアプリから送るよう案内されている[13]。放送法第5条で定められている「放送番組の種別の公表制度」による番組種別も、無料民放局で唯一、ホームページで公表していない。 2022年(令和4年)8月16日には、開局時の代表取締役社長だった田道祐樹が、ジャパネットたかたの常務取締役就任に伴い任を離れ、佐藤崇充が社長執行役員に、創業家出身で親会社トップでもある髙田旭人が代表取締役に就任した[14][注釈 3]。 スター・チャンネルの統合2024年(令和6年)6月1日、ジャパネットブロードキャスティングは東北新社から、同じBS放送で映画の有料専門チャンネル(リモコンキーID BS10)を行う会社スター・チャンネルを買収した[15][16]。これにより、BSJapanextはスター・チャンネルとの間で事実上の兄弟チャンネルになるほか、ジャパネットブロードキャスティングは子会社による間接保有を含めてBSデジタル放送2チャンネル分を所有することになる。同年8月1日、株式会社ジャパネットブロードキャスティングが株式会社スター・チャンネルを吸収合併した[17]。 2024年(令和6年)8月22日、2025年(令和7年)1月からの予定(後に1月10日開局と発表)でBSJapanextをスター・チャンネルと融合させ、チャンネル名も「BS10」(ビーエステン)に改称することを発表した[18][19][20]。それに向けて新たに公開されたWebサイト[21]によると、リモコンボタンの「10」で無料・有料双方のチャンネルが視聴できるようになり、BSJapanextを無料チャンネル(第1チャンネル)として、スター・チャンネルを有料チャンネル(第2チャンネル)としての運営に変更し、共に内容も充実させていく予定である。なお、現在スター・チャンネルが使用しているチャンネル番号の「200」を無料チャンネルに引き続き使用する為、BSJapanextに割り当てられているチャンネル番号「263」は消滅し、使用帯域は返却する[22]。また、スター・チャンネルが移行する有料チャンネルには、東北新社時代の頃に使用していた「201」を割り当てる。 「BSJapanext」・「スター・チャンネル」としての最終日となる1月9日は共に23:00に放送を終了して再編準備を行い、「BS10」を翌10日19:00から、「BS10 スターチャンネル」を翌10日9:00からの放送開始を予定している。 チャンネル統合のPRにあたる「BS10 PR大使」のキャラクターとして、サンリオの「ポチャッコ」が就任している[18]。 脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
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