クコ・マルティナ
ルー=エンドリー・アウレリオ・ジャン=カルロ・"クコ"・マルティナ(Rhu-endly Aurelio Jean-Carlo "Cuco" Martina、1989年9月25日 - )は、キュラソーのサッカー選手。キュラソー代表。ポジションはDF(右サイドバック)。 クラブ歴ユースオランダのロッテルダムで生まれ[1]、母と兄弟姉妹と共にロッテルダムで育った[2]。父が誰であるかは知らず、代わりに兄を父のように慕っていたと往時について述べている[2]。兄のハビエル・マルティナもサッカー選手で共にキュラソー代表である[3]。なお、混同されることが多いがダーウィン・マルティナは兄弟ではない。 プロエールステ・ディヴィジのRBCローゼンダールでデビューし、RKCヴァールヴァイクとFCトゥウェンテに所属した[1][4][5]。 2015年7月7日、イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCに2年契約で移籍した[6]。シーズンの当初は出番が無かったものの[7]、8月6日のUEFAヨーロッパリーグ2回戦のフィテッセ戦で初出場し、チームも2-0の勝利を収めた[8]。3日後のニューカッスル・ユナイテッドFC戦ではセドリック・ソアレスに代わり途中出場しプレミアリーグデビュー。試合は2-2の引き分けに終わった[9]。これによってキュラソーの選手としては初めてサウサンプトンFCで出場した選手となり、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCに所属したシェルトン・マルティス以来2人目のプレミアリーグプレーヤーとなった[3]。 2015年12月26日には、アーセナルFCからプレミアリーグ初得点を奪い、試合も4-0で勝利した。この得点はキュラソーの選手としては初めてのプレミアリーグでの得点となった[10]。 2017年7月17日、エヴァートンFCと3年契約を結ぶことが発表された[11]。 2018年8月17日、ストーク・シティFCにレンタル移籍[12]。 2019年1月31日、フェイエノールトにレンタル移籍[13]。 2021年11月、ゴー・アヘッド・イーグルスに加入。 代表歴サッカーオランダ領アンティル代表が解散して以来初めての試合となった2011年8月9日にエスタディオ・パンアメリカーノで行われたドミニカ共和国代表との親善試合でケニー・クンストと交代するまで出場し、キュラソー代表初出場を果たし、チームは1-0で勝利した[1][14]。その後、2014 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選、2018 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選にも代表として出場している[15]。 プレースタイル元々は右サイドバックであるが、センターバックや守備的ミッドフィールダーとしてもプレーすることが出来る[1]。 個人成績
参考文献
外部リンク |