ガリベンズは、かつてトップ・カラーに所属していた日本のお笑いコンビ。2005年結成、2016年解散。
メンバー
矢野 正樹(やの まさき、 (1981-01-27) 1981年1月27日(43歳) - )主にツッコミ担当。
新藤 充(しんどう みつる、 (1980-05-13) 1980年5月13日(44歳) - )主にボケ担当。
略歴
- 2005年にコンビ結成。
- 2009年 M-1グランプリ3回戦進出。
- 2013年8月 第1回単独ライブ「マークシート」開催。
- 2014年 第13回漫才新人大賞(漫才協会主催)において一般枠で決勝に進出。
- 2015年 M-1グランプリ3回戦進出[1]。
- 2016年7月 矢野の出身地である香川県観音寺市で行なわれた「銭形まつり」を最後に、解散を発表。
芸風
主にコントだが、コントを基にした所謂コント漫才も披露していた。得意とするものまねを取り入れたコントも多い。基本的に新藤がボケだが、ものまねを取り入れたコントでは矢野がボケに回ることがほとんど。
エピソード
- 「安いから」という理由で通っていたタレントセミナーが実は芸能事務所主催ではなく印刷会社によるものだったため、セミナー卒業後は印刷会社所属のお笑い芸人になっていた時期がある。そこでの主な仕事は「録音したテープを文字におこすこと」で、お笑いの仕事はなかった。
- 2014年に矢野の地元である香川県の観音寺警察署にて、矢野が1日警察署長を務めた。そのとき新藤は1日警察副署長であった。
矢野 正樹
- 矢野は伊集院光の草野球チーム「ビッグ・アスホールズ」に所属している。ある日に伊集院が「二塁打を打った選手にTENGAをあげる」と言ったところ、4打数4安打4二塁打を打った。また他の試合で「2打点をあげた選手にTENGAをあげる」と言ったところ、2ランホームランを打った。伊集院はこれを「オナカップ打法」と称した。
- Gリーグ(芸人草野球リーグ)でのリーグ戦や他チームの助っ人として、年間に草野球を100試合ほど行っている。
- 柴田英嗣(アンタッチャブル)と交流があり、一緒にゴルフに行くなどしている。また、Ryoji(ケツメイシ)とはゴルフ仲間でケツノポリスのスペシャルサンクスの欄に名前が載ったことを自慢している。
- 『アンタッチャブルのシカゴマンゴ』(TBSラジオ)内のコーナー「ツッコミ先行宣言」において矢野がガリベンズの本ネタを投稿したが、柴田に「俺たちが一生懸命練習してもおもしろくできない。(100点満点で)6点」と言われてしまった。そのため翌週のツッコミお題が「矢野か!」になった。翌週も本人からネタが届いたがこれも評価を得られなかった。
- 新藤に書道を教えている。
- テレビでは上田のものまねを披露することが多いが、始めたきっかけは事務所の先輩だったコージー冨田に「顔がくりぃむしちゅーの上田に似てるからものまねもできるんじゃないか」と言われたから。
- 『上田ちゃんネル』内で上田の草野球チーム「上田義塾」への入団テストを受けた。しかしテスト内容に野球の要素は一切なく、野球用品を用いたモノボケやどれだけ暇で草野球に参加できるかが審査基準であった。結果的にレギュラー陣も含め全員入団を認められなかったが上田義塾での野球の様子がTwitterにアップされていることから、番組的には認められなかったがプライベートで参加している模様。
- 『お笑いDynamite!』では上田から「来年はあいつをつぶすことを目標にします」と言われた[注 1]。また、『24時間テレビ』内の深夜の生しゃべくり007では上田から「全テレビ局のプロデューサーさん、俺こいつとは共演NGだから」と言われた。ただ上述のようにプライベートでの交流もあることから、これらは全て矢野のものまねを見た上田のギャグだと思われる。
- 年に数回、東京富士大学で講師をしている。2016年からは専門学校の非常勤講師をしている。
新藤 充
- ゲーム全般(特にファミコン)が得意。
- 『ゲームレコードGP』内においてあまりの緊張から脇汗を大量にかくため、MCの玉袋筋太郎(浅草キッド)に「脇汗王子」と称された。また、同番組内の第1回グランドチャンピオンでもある。
- 玉袋とはプライベートでも交流があり、共にマラソンの練習をして東京マラソンを完走した。
- 『めちゃ²イケてるッ!』の新メンバーオーディションを受け、ネタ風景が流れた際に矢野が上田、新藤がGACKTに扮していたが放送後、新藤には誹謗中傷や「このまま売れなければいい」などとメッセージが届いた。
- 色白のメガネという貧弱そうな見た目だが、総合格闘技をやっている。
- 地方営業で訪れた幽霊が出ると噂される温泉宿で1週間を過ごし、目が腫れるようになった。病院でも原因不明と言われてお祓いに行くものの、七五三の時期であり子供が騒いで神主の声が聞こえず、効果がなかったと語っている。
- マルシアのファンであると番組内で発言しているが、その番組ではブラジルを題材にしたトーク内容だったため真偽は不明。
主な出演番組
- テレビ
- 会場審査は293TP(7位)、視聴者投票は225票(8位)
- ラジオ
脚注
注釈
- ^ 番組テロップでは「上田非公認ものまね」となっている。
出典
外部リンク