まぼろしのペンフレンド
『まぼろしのペンフレンド』は、眉村卓のSFジュブナイル小説 (1970年刊)。およびそれを原作とするテレビドラマ作品。 概要1966年に『中学一年コース』(学習研究社)において連載、岩崎書店「SF少年文庫」シリーズとして1970年に刊行された[1]。 NHK総合テレビジョン「少年ドラマシリーズ」で1974年に、NHK教育テレビジョン「ドラマ愛の詩」で2001年にそれぞれテレビドラマ化。 あらすじ東京に住む中学生:渡辺明彦は一年ほど前に雑誌の文通欄に名前を載せて日本各地のペンフレンドと手紙をやりとりしていたが今では特定の数名と定期的に便りを交換するだけだった。 ある日大阪から本郷令子という聞き覚えのない差出人名で「あなたの学校や家庭やお友達のことをできるだけ詳しく教えて欲しい」という内容で調査費と称する一万円札が同封された手紙が届く。送付元の住所を調べると存在しない住所だった。手紙をやりとりするうちに明彦の周囲に自分とそっくりの偽者が現れるようになる。やがて本郷令子から東京に来るので駅まで迎えに来てほしいという手紙が来るが…。 登場人物
書誌情報テレビドラマ二度映像化されたがどちらも再視聴が困難になっている。 NHK『少年ドラマシリーズ』版
1974年4月15日から5月1日に NHK「少年ドラマシリーズ」の29作目としてNHK総合テレビジョンにて月曜から水曜の18時5分から18時29分に放送された。全9話。原作には登場しなかった人物である木田めぐみが登場する。 現存する映像は発見されていない[2]。 キャスト
スタッフ(NHK)
NHK『ドラマ愛の詩』版
2001年1月6日から3月24日にかけNHK教育テレビジョンの土曜18時から18時29分の「ドラマ愛の詩」の一作として『幻のペンフレンド2001』のタイトルで放送された。 設定は大幅に変えている。 2023年現在、ソフト化や配信はされていない。 あらすじ
キャスト
スタッフこの項出典[3]
脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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