男鹿高原駅
男鹿高原駅(おじかこうげんえき[3])は、栃木県日光市横川にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅[2]。 標高759.7メートルに位置する[4]。無人駅で、普通列車のみ停車する。 歴史駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅で、ホームは掘割内にある。待合室があり、秘境駅を体験するために下車する来訪者が書き込める駅ノートが置いてある[2]。 利用状況2016年度の年間乗車人員は352人である[6]。したがって、同年度の一日平均乗車人員は0.96人であり、野岩鉄道線内では最も乗車人員が少ない駅である。 近年の年度別乗車人員の推移は下表のとおりである。
駅周辺国道121号「お土産センターよこかわ」より西へ約300メートル。 駅前にはヘリポートと国道121号への接続道路があるのみで人家や商店といった施設はなく、秘境駅の一つに挙げられることも多い[3][2]。北側(駅を出て左手)は山中への林道に続いており、南側(駅を出て右手)は野岩鉄道男鹿高原変電所や男鹿高原駅前広場緊急ヘリポートを経由し、約600メートルで国道に至る。国道沿いには数軒の飲食店や男鹿川の不動滝があるが、いずれも分散しており、駅へ続く道路からもさらに離れる。 その他現在はいわゆる秘境駅とされることも多いが、かつては毎時1本程度の列車が停車し、浅草駅からの快速・区間快速も複数設定されるなど比較的容易に到達可能であった。しかし、2017年(平成29年)4月21日のダイヤ改正で快速・区間快速は廃止され、特別料金不要で浅草駅まで直通する列車が消滅した。 代わって新設された特急「リバティ会津」も当初は半数程度が停車していたものの、2020年(令和2年)6月6日のダイヤ改正で上り1本のみの停車となり、2022年(令和4年)3月12日のダイヤ改正からは全列車通過駅となった。また、同改正では「リバティ会津」の運行時間帯における普通列車も減便されたため、当駅に停車する列車が大幅に減少し、日中は6 - 7時間ほど列車の停まらない時間帯が生じている。 隣の駅
脚注
関連項目
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