太田 蒼生(おおた あおい、2002年8月26日 - )は、福岡県糟屋郡篠栗町出身の陸上競技選手。専門は中距離走・長距離走。大牟田高等学校卒業[1]、現在は青山学院大学コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間科学科に在学中[2]。
経歴
高校時代まで
- 篠栗町立篠栗北中学校から陸上競技部に入部。中学3年生時の2017年、8月の中学通信陸上福岡県2017と、及び12月の第2回福岡県長距離記録会2017年では、共に男子3000mで準優勝。
- 高校は全国高等学校駅伝競走大会の強豪校・大牟田高等学校(福岡県大牟田市)に進学し、引続き陸上部へ所属。3年間共に出場し、高校1年生時(2019年)は6区・区間10位(チーム総合31位)、高校2年生時(2019年)は4区・区間6位(チーム総合18位)、高校3年生時(2020年)は1区・10位(チーム総合8位入賞)[3]。
大学時代
- 当大学2年時、2022年10月の第34回出雲駅伝及び11月の第54回全日本大学駅伝は前年同様出走せず。
- 2023年1月開催の第99回箱根駅伝では4区に出走。3区・横田俊吾から3位で襷を受けると14.3kmで先頭集団の駒澤大・鈴木芽吹、中央大・吉居駿恭に追いつき三つ巴となる。酒匂橋で吉居が遅れ鈴木との一騎打ちになると、小田原中継所目前まで抜きつ抜かれつのデットヒートが続く。最後はわずかながら鈴木に先着されたものの、1秒差の2位で襷を繋いだ[7][8]。しかし青学大は5区と6区で駒澤大に7分以上引き離され、総合3位(往路3位・復路9位)に終わり連覇を逃す[9][10][11]。また、第90回大会以来往路・復路・総合でいずれも首位を逃し、9年ぶりの無冠となった。
- 当大学3年時、2023年10月9日の第35回出雲駅伝は出走せず。
- 11月5日の第55回全日本大学駅伝では7区に出走し、初出場を果たす。太田は2分21秒差の2位で襷を受けたが先頭の駒澤大・鈴木に突き放され、後続にも差を詰められる[12]。その後8区で中央大と國學院大に追いつかれたものの、最後は振り切り2位を死守。しかし、駒澤大には3分34秒の大差をつけられた[13][14]。
- 2024年1月開催の第100回箱根駅伝では3区に出走。駒澤大・佐藤圭汰を追い抜きトップへ浮上し、日本人初となる59分台の快走で区間賞を獲得。青学大の2年ぶり7回目となる総合優勝(完全優勝、往路新記録、総合新記録)に大きく貢献した。
- 10月14日に開催された第36回出雲駅伝では最終6区を担当し、初出場を果たす。3位で襷を受け先頭を追ったが、順位を上げることは出来ず総合3位でフィニッシュした[15]。
- 11月3日に開催された第56回全日本大学駅伝では2年連続で7区を担当し、2位と4秒差のトップで襷を受ける。一時は國學院大・平林清澄に追いつかれるが、最後にラストスパートをかけ4秒差のままトップで襷を渡した。しかし、8区で國學院大との優勝争いに敗れ2位に後退。さらに、残り1kmでは駒澤大に2分37秒差を逆転される。最終的に45秒差の3位に終わり、6年ぶりの優勝はならなかった[16][17]。
戦績
大学駅伝戦績
学年(年度) |
出雲駅伝 |
全日本大学駅伝 |
箱根駅伝
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1年生 (2021年度) |
第33回 ― - ― 出走なし |
第53回 ― - ― 出走なし |
第98回 3区-区間2位 1時間01分00秒
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2年生 (2022年度) |
第34回 ― - ― 出走なし |
第54回 ― - ― 出走なし |
第99回 4区-区間2位 1時間00分35秒
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3年生 (2023年度) |
第35回 ― - ― 出走なし |
第55回 7区-区間5位 51分41秒 |
第100回 3区-区間賞 59分47秒
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4年生 (2024年度) |
第36回 6区-区間3位 29分39秒 |
第56回 7区-区間2位 50分07秒 |
第101回
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自己記録
- 1500m - 3分59秒20(2020年11月3日、大牟田秋季記録会)
- 5000m - 13分53秒10(2023年9月24日、第10回絆記録挑戦会)
- 10000m - 28分20秒63(2023年11月22日、GMOインターネットグループpresentsMARCH対抗戦)[18]
- ハーフマラソン - 1時間02分30秒(2024年4月21日、上海ハーフマラソン)
外部リンク
脚注
駅伝実績 |
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1920年代 | |
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1930年代 | |
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1940年代 | |
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1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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