塚田浩二塚田 浩二(つかだ こうじ、1977年 - )は、日本の情報工学者、公立はこだて未来大学准教授。2012年に「人の発話を遠隔から阻害する装置「SpeechJammer」で」[1])栗原一貴とともにイグノーベル賞「音響学賞」を受賞した[2]。 経歴2000年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程に学び、2005年に「ユビキタス環境に適した次世代インタフェースの研究」で博士(政策・メディア)を取得[3]。 2005年4月に独立行政法人産業技術総合研究所研究員、2008年3月にお茶の水女子大学特任助教となり、2010年10月には科学技術振興機構さきがけ研究員兼任(2012年3月まではお茶の水女子大学と兼任)となった[4]。2013年4月、公立はこだて未来大学准教授となった[4]。 研究日常の生活環境の中で用いられるユーザ・インタフェース(「日用品インタフェース」)、ミドルウェアの開発に取り組んでおり、社会参加型の研究スタイルを目指すとしている[1]。 スピーチ・ジャマーイグ・ノーベル賞の受賞対象となった「SpeechJammer(スピーチ・ジャマー)」は、おしゃべりな人の音声を、1秒未満の遅れを加えてそのままスピーカーを通して返し、「おしゃべりを邪魔する仕組み」である[2][5][6]。 脚注
外部リンク
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