イェジ・アンジェイェフスキイェジ・アンジェイェフスキ(ポーランド語: Jerzy Andrzejewski, 1909年8月19日 - 1983年4月19日)は、ポーランドの小説家。 生涯帝政ロシア支配下のワルシャワに生まれる。ワルシャワ大学で文献学を学ぶ。1936年に最初の短編集『避けられない道』を出版。1937年に『心の秩序』で文学院の新人作家賞を受賞した。ポーランド人民共和国成立後、下院議員となる。1950年に共産党に入党するが、1956年に離党した。この年に労働者防衛委員会に参加し、反政府活動に身を投じた。 第二次世界大戦終結直後にソ連系のポーランド労働者党指導者暗殺を謀るロンドン亡命政府系ゲリラの姿を描いた『灰とダイヤモンド』は、アンジェイ・ワイダ監督によって映画化(1958年に)されたことで広く知られる。 創作活動以外にも、両戦間期は文芸週刊誌「プロスト・ズ・モウトゥ」の、戦後は「プシェグロントゥ・クルトゥラルヌイ(文化評論)」の編集長も務めた。 没後の2006年に、ポーランド政府によりポローニア・レスティトゥータが授与された。 作品
など、数多くの作品を出版しているが、日本語訳は他に米川和夫が訳していた。 |