THE CHARM PARK
THE CHARM PARK(ザ・チャーム・パーク)は、韓国系アメリカ人のマルチプレイヤー/シンガーソングライターでロックバンドHemenwayのギタリストだったCharm(チャーム、1987年4月21日 - )によるソロプロジェクト[1][2][3][4]。 人物韓国生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ちで、日本を中心に音楽活動をしているポップクリエイター[2][5][6]。歌・ギター・ベース・鍵盤・プログラミングなど、マルチな演奏力を併せ持つシンガーソングライターのCharmによるソロプロジェクトであり、ソングライティング、演奏、歌唱、レコーディングやミキシングまでをほぼ一人で行っている[5][7][8]。 英語と日本語を絶妙にブレンドした歌詞、叙情的で美しい音世界とオーガニックかつダイナミックな楽曲スケール、緻密なメロディセンスとアレンジ力で伝統的なポップスのメソッドとADM(Acoustic Dance Music)やエレクトロニカにも近いサウンドメイクがひとつになった独自の世界観を築いている[1][5][8]。 また自身のソロ活動のほかに、ASIAN KUNG-FU GENERATION、V6、登坂広臣 (三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、南波志帆らへの楽曲提供やサウンドプロデュース、演劇集団キャラメルボックスの劇伴や映画のサウンドトラック、大橋トリオのツアーサポートなどサイドワークでも注目を集める[3][8]。 当時好きだったアーティストの多く[注 1]がボストンのバークリー音楽大学で学んでいたことの影響で、同大学に進学し、ギターを専攻する[1][2][3][7]。 長らくアメリカで暮らしながらも日本の音楽に惹かれ、日本を活動の場に選んだ[8]。さまざまなカルチャーが集まっているロサンゼルスに住んでいたこともあって日本の文化と触れ合う機会も多く、もともと幼い頃から日本の音楽と文化が好きだった[7]。兄の影響も大きく、彼が好きだったX JAPANの「WEEK END」のギターソロを2人でハモるためにギターを弾かされたのが原体験[8]。また兄の友人に日本人がいて、当時日本で流行っていた楽曲が入ったミックステープも親の運転する車の中で聴いていた[6]。大学を出た後に楽曲のデモを作り始めるが、アメリカでオーディションがあっても自分の音楽とはあまり合わない気がして、周りの友人たちから「日本っぽい」「日本で受けそうだ」と言われることが多かったこともあり、日本のオーディションにメールで送っていた[6][7][8]。反応がすぐにあり、来日することになった[6]。アメリカに住んでいた頃から、すでに職業作家として韓国のアイドルに楽曲提供したりギターで客演したりして生活費を稼いでいたが、「仕事」という意識が強かったので韓国で音楽活動をやろうという気持ちにはならなかった[6]。 日本語は大学で少し勉強していたが、本格的におぼえたのは来日してから[7][8]。両親は韓国人で家庭では基本的には英語で話していたので、日本語を話す機会はほとんどなかった[注 2][6]。歌詞は英語と日本語で書き、両者を混ぜて歌っている。英語の歌詞はより語感を優先して、日本語は意味を優先させるようにしている[6]。 来歴1987年、韓国・ソウル特別市に生まれる[2]。8歳でアメリカに移住し、23〜24歳までアメリカで過ごす[7][8]。小学校3年生から高校生までアメリカ・ロサンゼルスで育ち、その後ボストンのバークリー音楽大学に進学[1][2][3]。卒業後は再びロサンゼルスに戻って韓国のアイドルへの楽曲提供などで生計を立てていたが、自身の音楽活動のために日本へ渡る[1][3][7]。 2011年11月、バークリー音楽大学で出会ったメンバー4人で結成したロック・バンドHemenwayでキューンミュージックより日本でメジャー・デビュー[2][9]。 2014年3月にメンバー間における音楽の方向性の違いなどによりバンドを解散すると、THE CHARM PARKとして始動する[2][9]。 2015年5月、自主レーベルより10曲入りの1stアルバム『Reverse & Rebirth』をリリース[9]。同年11月、初の全国流通盤となるミニ・アルバム『A LETTER』を発表し、本格的な活動をスタート[1][2][3]。 2016年12月、2ndミニ・アルバム『A REPLY』をリリース[1]。 2017年、配信シングルを2作リリース[3]。同年7月から東名阪ワンマンツアーをスタート[1]。11月に1stアルバム『THE CHARM PARK』をリリース[2]。 2018年、配信シングルを3作リリース[3]。同年7月から東名阪仙ツアー「WONDERLAND TOUR」開催[1]。同年12月5日にメジャー初アルバム「Timeless Imperfections」を発表[3]。 2019年4月、あらたに発足した音楽レーベル「A.S.A.B(エイサブ)」に参加[10]。同年7月、ミニアルバム『Standing Tall』を発売。 ディスコグラフィーミニアルバム
フルアルバム
配信限定ライブアルバム
配信シングル
参加作品
楽曲提供
動画ミュージックビデオ
ライブ映像
主なライブワンマンライブ・主催イベント
出演イベント
脚注注釈出典
外部リンク
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