SGホールディングス株式会社(エスジーホールディングス、英: SG HOLDINGS CO.,LTD.[2])は、京都府京都市南区に本社を置く、佐川急便グループの純粋持株会社。
社名は「Sagawa Group Holdings(佐川グループホールディングス)」に由来する。国内宅配便ではヤマトホールディングスに次ぐ国内2位でシェアは33%。
主力製品・事業
- デリバリー事業
- ロジスティックス事業
- 海外・国際輸送事業
- 不動産事業
- 物流システム関連事業
- ネット決済サービス
沿革
- 2006年(平成18年) - 佐川急便グループの経営戦略・管理機能と執行機能を分離する目的で純粋持株会社のSGホールディングス株式会社が設立。
- 2015年(平成27年)
- 3月21日 - 栗和田榮一会長兼社長が代表取締役会長に退き、町田公志代表取締役が社長に就任[3]。
- 6月14日 - ローソンと共にCVSを拠点とする宅配サービスで新会社を設立[4][5]。
- 2016年(平成28年)
- 3月30日 - 子会社の佐川急便と共に日立物流と資本業務提携契約を締結[6]。
- 5月19日 - 日立製作所から日立物流株式の29%を取得。同社を持分法適用関連会社とする[7]。
- 5月20日 - 佐川急便株式の20%を日立物流へ譲渡。同社は当社の子会社であるとともに、日立物流の持分法適用関連会社ともなった[7]。
- 12月 - スポーツ協賛事業の一環として全国高校駅伝の特別協賛スポンサーをナジックより引き継ぐ。(なお、SGホールディングス社内にも陸上競技部を有している。)
- 2017年(平成29年)12月13日 - 東京証券取引所市場第1部に上場。創業60年で株式公開を行う[8]。
- 2020年(令和2年)
- 9月25日 - 日立物流株式の一部を日立物流へ譲渡[9]。
- 9月29日 - 日立物流から佐川急便株式の20%を取得。再び当社の完全子会社になるとともに、日立物流との資本関係を解消[10]。
- 2024年(令和6年)7月22日 - 株式公開買付け(TOB)によりC&Fロジホールディングス株式の84.83%を取得。今後、完全子会社化を実施予定[11][12][13]。
主要関係会社
国内グループ企業
- デリバリー事業
- ロジスティクス事業
- 不動産事業
- その他の事業
- SGモータース株式会社 - 自動車販売・賃貸等。2009年3月に佐川ギャラクシーモータースより名称変更。
- 佐川アドバンス株式会社 - 通信販売サイト「カットコット」運営、グループ企業内自動販売機運営。旧・佐川サポートサービス。
- SGシステム株式会社 - グループ内外のITシステムに関する企画、設計、開発、保守、運用業務
- SGフィルダー株式会社 - 佐川急便の荷物仕分け作業の請負と労働者派遣業
- かつて存在していた企業
その他の組織
- 保利佐川物流有限公司 - 中国・保利集団との合弁物流企業
- 公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団 - 佐川美術館などを運営
- 公益財団法人SGH財団
- SGホールディングスグループ健康保険組合
- SGホールディングスグループ企業年金基金
脚注
出典
外部リンク