| この記事には 複数の問題があります。 改善や ノートページでの議論にご協力ください。
- 古い情報を更新する必要があります。(2021年2月)
|
pring(ぷりん)は、資金移動業を展開する日本のIT企業[1]。Googleの100 %子会社。
概要
株式会社メタップスの子会社として創業。資金移動業の登録を受けており、主にスマートフォンアプリを用いた送金、実店舗でのQRコードを用いた電子決済サービスを展開している。pringの会員同士で資金移動や銀行口座への出金[2]、2019年3月12日からはセブン-イレブンなどで導入されているセブン銀行のATMで残高を出金するサービスも展開している[3]。また会社が社員に送金するといった、法人向けサービスも展開している[4]。
pringアプリには、お金の送金に加えてチャット機能も組み込まれており、「お金コミュニケーションアプリ」をコンセプトに設計されている[5]。
日本経済新聞電子版は2021年7月8日、Googleがみずほ銀行などプリンの既存株主から全株式を200億〜300億円で取得し、買収する方向で最終調整に入った、と報道した[6]。電子版の新聞報道に対し当初は否定していたメタップス[7]も7月13日には株式売却を決定したことを認めた[8]。次いで7月14日、メタップス・ミロク情報サービス・日本瓦斯の3社がGoogleにpringの株式(計 86 %超)を売却することを発表した[9]。
2024年4月、同年6月10日付けで新規ユーザー登録の終了並びに送金の上限金額変更などの仕様変更を行うことを発表した[10]。それに先立ち、同年5月14日付で(上記アプリによる)一部の金融機関との接続を終了する予定(後述)。
サービス
- 主なサービス
- アプリを介した個人間送金。
- セブン銀行ATMを介した現金の入出金。
- 銀行口座からの入出金。
- 店舗でのQRコード決済。
- pring チーム。
- 業務用pring。
- サービスの主な連携先
脚注
- ^ おつりで投資「トラノコ」、無料送金アプリ「pring (プリン)」と連携サービスを開始
- ^ 無料送金アプリのpring(プリン)、じぶん銀行からの入出金が可能に
- ^ 送金無料、ATM出金も無料。「pring+セブン銀行」連携がお金の常識を破壊する
- ^ 社員の交通費、スマホに送金 キャッシュレス化後押し
- ^ QR決済・無料送金アプリの「pring」が12.8億円を調達——“お金のコミュニケーション”軸に独自路線で拡大へ
- ^ “Google、日本で金融本格参入へ 国内スマホ決済買収”. 2021年7月8日閲覧。
- ^ 『本日の一部報道について』(PDF)(プレスリリース)メタップス、2021年7月8日。https://ssl4.eir-parts.net/doc/6172/tdnet/1999090/00.pdf。2022年11月27日閲覧。
- ^ 『持分法適用関連会社株式の売却に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)メタップス、2021年7月13日。https://ssl4.eir-parts.net/doc/6172/tdnet/2000383/00.pdf。2022年11月27日閲覧。
- ^ “Google、送金アプリ「pring」を買収”. Impress Watch. インプレス (2021年7月13日). 2022年11月27日閲覧。
- ^ 臼田勤哉 (2024年4月12日). “送金アプリpring、6月10日で新規ユーザー登録を終了”. Impress Watch. 2024年4月13日閲覧。
- ^ “スマホ送金「pring」、追加で「auじぶん銀行」「楽天銀行」などと接続を終了”. ケータイWatch. インプレス (2024年4月20日). 2024年4月21日閲覧。
関連項目
外部リンク