IAU24時間走世界選手権(あいえーゆー24じかんそうせかいせんしゅけん、IAU 24H World Championships)は、国際ウルトラランナーズ協会(IAU)が主催する、24時間走の世界選手権大会。24時間走は短いコースを周回しながら24時間走り続けその距離を競うが、その世界一を決める大会である[1] 。
基本的に2年に1度(2015年までは毎年)開催。各大会とも男子、女子の個人順位の他に、各国上位3名の合計距離による国別順位も付けられる。日本はこれまでに男女とも優勝者を複数回輩出している。2023年には日本選手が女子世界記録を更新した[2]。
歴史
1992年から24時間走ヨーロッパ選手権が開催されていたが、後に世界規模へと発展したのがこの大会である。2001年にイタリアのサン・ジョヴァンニ・ルパトートでIAU24時間トラック走世界選手権を開催した後、2003年オランダのウデンで第1回IAU24時間走チャレンジの名称で開催された。2007年の第5回からは世界選手権(チャンピオンシップ)の称号が付けられた。
大会一覧
IAU24時間トラック走世界選手権として開催
メダリスト一覧
選手名の右の数字は記録(24時間走の距離)、単位はkm(キロメートル)。太字は大会記録。団体の記録は3名の合計距離。
男子個人
男子団体
女子個人
女子団体
脚注
- ^ “24時間マラソン”で日本人が世界一 驚異の「267.566km」走破で英BBCも脚光THE ANSWER(2017年7月4日).2022年9月11日閲覧.
- ^ a b “24時間、走って走って270キロ 公務員ランナーが世界新樹立”. 朝日新聞社 (2023年12月28日). 2024年9月18日閲覧。
- ^ “東呉國際超級馬拉松と私”. 關家良一 (2012年12月6日). 2024年10月13日閲覧。
- ^ “夢追いランナー笑石人の部屋夢追いランナー笑石人の部屋”. 2024年10月13日閲覧。
- ^ “9th 24 Hour World & European Championships 8th-9th September 2012 Katowice, Poland” (pdf) (英語). IAU. 2024年9月18日閲覧。
- ^ a b “International Ultrarunners Without a World Championship Race For The Second Time This Year” (英語). Ultra Running Magazine (2014年7月24日). 2022年9月11日閲覧。
- ^ “Katowice to host IAU 24 Hour World champs this weekend” (英語). IAAF (2012年9月5日). 2024年9月18日閲覧。
- ^ “General Information Sheet” (pdf) (英語). IAU. p. 8 (2013年2月27日). 2024年9月18日閲覧。
- ^ “原良和をはじめ日本代表の活躍に期待、日本時間11日土午後5時スタートのIAU24時間走世界選手権”. DogsorCaravan.com (2015年4月11日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “DC Weekly - 先週末はLavaredo, Mont-Blanc, Western Statesなど、今週末は美ヶ原、びわ湖バレイ、北丹沢など・2017年6月26日”. DogsorCaravan.com (2017年6月26日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “2019 IAU 24 Hour World Championship GIS” (英語). IAU (2019年3月26日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “Cancellations of 2021 IAU 24H and IAU 50 km World Championship” (英語). IAU (2021年6月25日). 2022年9月11日閲覧。
- ^ “2023 IAU 24小時世界錦標賽 中華代表隊點將錄” (中国語). 中華民国超級馬拉松運動協会 (2023年11月25日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ a b “2023 IAU 24H World Championships Provisional Results” (英語). IAU (2023年12月2日). 2023年12月2日閲覧。
- ^ “仲田光穂が24時間走で女子世界新記録、IAU24時間走世界選手権で勝利”. DogsorCaravan (2023年12月2日). 2023年12月2日閲覧。
関連項目
外部リンク