HAPPY BIRTHDAY (バンド)
HAPPY BIRTHDAY(ハッピーバースデイ)は、日本のガールズバンド。2010年に結成され、2011年にメジャー・デビューを果たした。所属芸能事務所はMOVING ON[2]、所属レコードレーベルはソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ[3]。 2015年4月28日、渋谷CLUB Quattroでのライブを最後に解散した。 メンバー
来歴2007年4月、美容専門学校の入学式で出会う[5]。その後、専門学校を中退し、別々のバンドで音楽活動を展開する[6]。 2010年2月、新宿でHAPPY BIRTHDAYを結成[6]。同年11月24日、インディーズレーベル・Mule Recordsからデビューアルバム『デートにいけない日曜日』をリリースする[7]。 2011年7月、YouTubeに「しゃかいのごみのうた」を投稿する[5]。この曲は「23才の女子編」と「24才の男子編」という2本のショートムービーが制作され[8]、アクセス数が30万回を超える[9]など話題を集める。 2011年10月26日、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズからアルバム『ファーストキス』をリリースし、メジャー・デビューを果たす。 2014年8月、自主企画イベント「真夏の3Days!」をもって活動休止することを発表した。 2015年4月28日、渋谷CLUB Quattroでのライブを最後に解散。 音楽性女子の本音を代弁するかのような[10]、リスナーの心に突き刺さる歌詞[11]が特徴。きさは「自分の楽曲はあまりハッピーな曲ではない」と発言しており[12]、「HAPPY BIRTHDAY」というバンド名も、そのことへの皮肉[12]と、「『HAPPY BIRTHDAY』で検索したときに真っ先に自分たちの名前が出てくるように[13]」という意味を込めて命名されている。 楽曲制作はきさが担当しており、あっこからは「初めて聞いたときにフランソワーズ・サガンの小説を読んだときと同じ衝撃を受けた[9]」「きさはコンプレックスが強烈だから、それが魅力になっている[13]」と評されている。楽曲については、当初はきさ曰く「100%実体験」で制作されていた[14]が、ミニアルバム『嘘でもかわいいと言って』から、主人公に「きさ自身に限りなく近い女の子」を据えた歌詞を書くようになる。 バンドは2人編成だが、あっこ曰くこれは「2人の他にメンバーが集まらなかったため」である[9]。ただ、HAPPY BIRTHDAYを結成する前に2人がそれぞれ活動していたバンドも2人組であったため、2人でバンドをすることにあまり違和感はなかったという[15]。 評価評論家の麻生香太郎は、HAPPY BIRTHDAYの楽曲についてロックとフォークの両方の匂いを感じるとし、「中島みゆきに近いものがある」と評している[16]。 EMTG MUSICの伊藤亜希は、HAPPY BIRTHDAYの楽曲について「意識しなくても女の感情が見えちゃっている」とした上で、「女の情念を肯定しながら、あくまで可愛く歌えるところが個性であり魅力」と評した[17]。 ディスコグラフィインディーズスタジオ・アルバム(インディーズ)
メジャーシングル
アルバムスタジオ・アルバム
ミニアルバム
タイアップ
関連項目
脚注
外部リンク
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