2020 FNS歌謡祭 夏
『2020 FNS歌謡祭 夏』(2020 エフエヌエスかようさい なつ)は、フジテレビ系列で2020年8月26日 18:30 - 23:03(JST)に生放送された通算9回目の『FNS歌謡祭 夏』である。通称は『夏のFNS』または『夏の歌謡祭』。 概要2020年8月6日放送の『VS嵐』の番組終盤で発表された。前年まで『FNSうたの夏まつり』として放送されていたが、本年から『FNS歌謡祭 夏』へ番組名を改題して放送される。総合司会は『2019 FNS歌謡祭』に引き続き、嵐の相葉雅紀とフジテレビアナウンサーの永島優美が務めた[1][2][3]。 本年の番組のテーマは「今この時、心から届けたい曲」だった。 前年まで例年の『FNSうたの夏まつり』は7月下旬もしくは8月上旬に放送されていたが、本年の『FNS歌謡祭 夏』は新型コロナウイルスによる影響で例年より遅い時期となる8月下旬の放送となった。 『2019 FNS歌謡祭』の第1夜に引き続き、放送時間は例年の『FNSうたの夏まつり』より30分早い18:30開始[注 1]となったが、終了時間は25分早い23:03終了となったため、前年より5分拡大となった。 また、今回は当番組を含めて、翌日(8月27日)放送の『VS嵐』と『嵐ツボ』といった3番組を『夏嵐』[4] と題して、嵐が出演する各番組を盛り上げる企画枠で放送された。 平均視聴率は第1部(18:30 - 19:00)が6.2%、第2部(19:00 - 23:03)が11.1%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)。また、瞬間最高視聴率は20:56・21:00・21:02(JST)、Official髭男dismが「Laughter」を披露するシーンなどで、13.5%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)[5]。 当日のステージ今回のステージの最多出演者は、TUBEの前田亘輝と鈴木雅之であり、それぞれ7曲に参加している。 今回は、全69曲中25曲がコラボレーション(共演)で披露された。 番組序盤では、DA PUMPが自身のプロデューサーで師匠であるm.c.A・Tとのテレビ初のコラボレーションによるそれぞれのヒット曲を4曲のスペシャルメドレーを披露した。番組のオープニング前に行われた。また、「FNS限定 ディズニーメドレー」として『ハイスクール・ミュージカル』『2分の1の魔法』『ムーラン』といった各作品の主題歌や挿入歌を出演アーティスト同士のカバー・コラボレーションのスペシャルメドレーが披露された。さらに、過去のフジテレビの音楽番組で披露された夏の名曲のパフォーマンス映像を一挙にVTRで振り返る「今、届けたい夏の名曲集」が行われた。 番組前半では、出演アーティストによるご本人歌唱やカバーなどで夏うたヒット曲メドレーを披露した。また、Little Glee Monsterが新型コロナウイルスによる影響で活動が制限されて今年は中止となった『NHK全国学校音楽コンクール』の受賞歴を持つ大阪市立文の里中学校のコーラス部を中心とした全国の中学校のコーラス部のリモートによるコラボレーションで「足跡」を披露した。さらに、今年デビュー15周年を迎えたPerfumeがヒット曲と新曲を合わせた2曲のFNS限定のスペシャルメドレーと今年デビュー25周年を迎えたV6がヒット曲と新曲を合わせた3曲のFNS限定のスペシャルメドレーをそれぞれ披露した。他では、今年デビュー40周年を迎えた鈴木雅之と今年デビュー35周年を迎えたTUBEがそれぞれのヒット曲を交互にコラボレーションで6曲のスペシャルメドレーで披露した。 番組中盤では、嵐が共に20周年を迎えたアニメ『ONE PIECE』とのコラボレーションでデビュー曲「A・RA・SHI」の“Reborn”シリーズによるアレンジバージョン「A-RA-SHI : Reborn」を披露した。また、共に今年デビュー20周年を迎えたAIと倖田來未がコラボレーションでそれぞれのヒット曲である「Story」と「愛のうた」を披露した。さらに、Little Glee Monsterがアカペラによる5曲のスペシャルカバーメドレーを披露した(楽曲は下記参照)。 番組後半では、新型コロナウイルスによる影響で元気が少ない日本を名曲で勇気づける特別企画「今、届けたい名曲メドレー」として出演アーティストによるカバーやコラボレーションでスペシャルメドレーを披露した。また、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが高校ダンス部日本一に輝いた同志社香里高等学校のダンス部を中心とした全国の高校のダンス部のリモートによるコラボレーションで「Movin' on」を披露した。 番組終盤では、浜崎あゆみがヒット曲と新曲のスペシャルメドレーを披露した。 DA PUMPの新曲「Fantasista〜ファンタジスタ〜」はこれがテレビ初披露となった。 尚、番組全体は生放送だが、新型コロナウイルスによる感染拡大防止対策で大半のアーティストを事前収録での出演にして3つの密を避ける配慮で放送された。 ジャニーズ事務所からはV6、嵐、Hey! Say! JUMP、ジャニーズWESTの4組が出演した。また、この年からジャニーズ事務所所属アーティストは「FNS歌謡祭 夏」と年末の「FNS歌謡祭」に出演が分かれるようになった[6]。 今回は明日海りお、池田エライザ、瑛人、m.c.A・T、Official髭男dism、上白石萌音[注 2][注 3]、木嶋真優、城南海[注 3]、清塚信也[注 2]、志尊淳、s**t kingz、SEVENTEEN、Disney 声の王子様 Voice Stars、東京事変[注 4]、BTS[注 2]、平手友梨奈[注 5]、満島ひかり、RADWIMPS、LOVE PSYCHEDELICO[注 2]の19組のアーティストが『FNS歌謡祭 夏』に初出演した。 さだまさしは2013年以来の7年ぶり、絢香・ナオト・インティライミ・Perfume・V6は2016年以来の4年ぶり、森山直太朗は2017年以来の3年ぶりの『FNS歌謡祭 夏』[注 6]の出演となった。 トップバッターは、DA PUMPとm.c.A・Tがそれぞれ初めて担当して両者の共演でスペシャルメドレーでの最初の曲として「Feelin' Good -It's PARADISE-」を披露した。 大トリは、もう一つのスペシャル企画で「今、この時。心から届けたい曲」として総勢17組の出演アーティスト(下記参照)が担当して井上陽水・安全地帯の名曲「夏の終りのハーモニー 」を披露した。 出演者司会
出演アーティスト
音楽・演奏
音楽監督&Pf.:武部聡志/演奏:Dr. 村石雅行、Ba. 浜崎賢太、Gt. 遠山哲朗、Key. 清水俊也、MNP. 前田雄吾 セットリスト
VTR
スタッフ
その他
関連番組
脚注注釈
出典
外部リンク
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