2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技・女子
2012年ロンドンオリンピックのサッカー競技・女子(2012ねんロンドンオリンピックのサッカーきょうぎ じょし)は、ロンドンのほか5都市で開会式前の2012年7月25日から8月9日まで行なわれた。開催国のイギリスと各大陸予選を通過したA代表11チーム、合わせて12チームが争う。男子と異なり、出場選手の年齢制限はない。
出場国
出場は国内サッカー協会単位ではなく国内オリンピック委員会単位となる(サッカーイギリス女子代表も参照)。
※UEFA所属のチームを2011 FIFA女子ワールドカップの結果で順位付けし、上位2チームが出場権を獲得できる[1]。
会場
組み合わせ抽選
組み合わせ抽選会は2012年4月24日に行われた[2]。開催国のイギリス、2011年ワールドカップ優勝の日本、北京五輪金メダルのアメリカ合衆国はシードとし、事前に別の組に割り振る[3]。それ以外の9チームを4つのポットに振り分ける[4]。
さらに、シードチームを含む各チームを以下の通りにポットに分け、ポットごとに抽選で1組1チームを割り振る。ただし、同じ地域連盟加盟国同士は同じ組に入らないように割り振り、同時に組内の順番も抽選で決め、試合順を決定する。
- 欧州3か国を「ポット1」
- アフリカ2か国と南米1か国(FIFA女子ランキング28位のコロンビア)の計3か国を「ポット2」
- アジア2か国とオセアニア1か国の計3か国を「ポット3」
- 北中米カリブ海2か国と南米1か国(FIFA女子ランキング4位のブラジル)の計3か国を「ポット4」
参加選手
女子競技の各国代表チームは年齢制限のない18名の選手で構成される。
審判員
2012年4月19日に国際サッカー連盟(FIFA)から主審および副審が発表された[5]。
グループリーグ
各組上位2カ国と、各組3位のうち成績上位2チームが準々決勝に進出できる。
※開始時刻はすべて英国夏時間 (UTC+1)
グループE
グループF
順
|
チーム
|
試
|
勝
|
分
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
点
|
出場権
|
1
|
スウェーデン
|
3
|
1
|
2
|
0
|
6
|
3
|
+3
|
5
|
決勝トーナメント進出
|
2
|
日本
|
3
|
1
|
2
|
0
|
2
|
1
|
+1
|
5
|
3
|
カナダ
|
3
|
1
|
1
|
1
|
6
|
4
|
+2
|
4
|
4
|
南アフリカ共和国
|
3
|
0
|
1
|
2
|
1
|
7
|
−6
|
1
|
|
グループG
順
|
チーム
|
試
|
勝
|
分
|
敗
|
得
|
失
|
差
|
点
|
出場権
|
1
|
アメリカ合衆国
|
3
|
3
|
0
|
0
|
8
|
2
|
+6
|
9
|
決勝トーナメント進出
|
2
|
フランス
|
3
|
2
|
0
|
1
|
8
|
4
|
+4
|
6
|
3
|
北朝鮮
|
3
|
1
|
0
|
2
|
2
|
6
|
−4
|
3
|
|
4
|
コロンビア
|
3
|
0
|
0
|
3
|
0
|
6
|
−6
|
0
|
- ^ 北朝鮮は会場の大型スクリーンに誤って韓国の国旗が映されたことに抗議、一旦引き揚げたため試合開始が約1時間遅れた。[7]
各組3位チーム
決勝トーナメント
準々決勝
準決勝
3位決定戦
決勝
優勝国
2012年ロンドンオリンピック 女子サッカー競技優勝国
|
アメリカ合衆国 3大会連続4回目
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最終結果
脚注
注釈
- ^ この大会を開催するにあたって結成されたチームであるため。
- ^ 商業化禁止政策のため、シティ・オブ・コベントリー・スタジアムと呼ばれていた。
出典
関連項目
外部リンク
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