雲の上の青い空雲の上の青い空(くものうえのあおいそら)はジェームス三木脚本による中村美律子の半生を描いた物語。幼少時代から紅白歌合戦出場までの中村美律子自身の自伝となっている。舞台公演は中村美律子主演の「雲の上の青い空~中村美律子物語~」のタイトル。1996年9月に大阪新歌舞伎座での初公演が大ヒットし、1997年3月31日~5月1日には「雲の上の青い空~歌手誕生物語~」のタイトルでNHKのドラマ新銀河でテレビドラマが放送された。翌年1998年2月東京新宿コマ劇場での公演は劇場記録10万人動員を達成した。その後、名古屋御園座、福岡博多座と公演が続き2016年7月には中村美律子30周年記念公演として大阪新歌舞伎座にて再演された。 あらすじ大阪・河内(現:東大阪市)の銭湯で働く両親のもと、五人姉弟の次女として生まれた小松美津子。銭湯から流れる歌謡曲や浪曲を聞いて育った美津子はなによりも歌うことが大好きな少女だった。その歌声は、夏祭りののど自慢大会で一等賞になるほどで、父・留吉の自慢でもあった。厳しい家計の中でも歌謡教室に通わせてもらう美津子。しかし中学生に母を亡くし一家離散に・・・ 大人へと成長するにつれ歌手への思いをより一層強くする美津子。河内音頭、浪曲、様々な人生の試練が待ち受ける中、心の底にある悲しみを絞り出し歌い続ける美津子はどんな逆境にあっても歌の道を諦めることはなかった。そして月日は流れ、美津子の歌声を聴いて心を打たれた人たちが現れはじめる・・・。 遅咲きのデビューであったが沢山の支えと応援を得てついに夢の紅白歌合戦への舞台へと向かう。 舞台「雲の上の青い空~中村美律子物語~」 作・演出 = ジェームス三木 / 監修 = 富田梓仁による中村美律子の半生を描いた中村美律子主演の感動舞台。大阪新歌舞伎座、東京新宿コマ劇場、名古屋御園座、福岡博多座と全国四ヶ所で公演。
ドラマ「雲の上の青い空~歌手誕生物語~」 1997年3月31日~5月1日にNHKドラマ新銀河で放送されたテレビドラマ[1]。 キャスト スタッフ
脚注外部リンク
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